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3歳3カ月息子の入院日記~先天性真珠腫第二回目手術(入院初日4月29日)~

第一回目の手術10月から半年。
第二回目の真珠腫手術が4月となりました。

先天性真珠腫。
気づいたきっかけは、中耳炎でした。

簡単に経緯を纏めると…

0歳児から保育園にお世話になり始めてから、風邪の諸症状があるときはすぐ小児科や病院にお世話になってきました。

【2歳】
6月初旬:何度かめの中耳炎の際、ベテランの小児科の先生が、ちょっとした異変(真珠腫の兆候)に気づいてくださったことから発覚。その後、耳鼻科に紹介状を書いてくださる 
⇒ 6月初旬:耳鼻科の検査で、右の耳の鼓膜が殆ど動いていないとわかる 
⇒ 6月初旬:数か月様子を見ましょう 
⇒ 9月初旬:3カ月経つ、月毎に状況観察。3カ月経過しても状況が同じ。鼓膜が動いていない
⇒ 9月初旬:耳鼻科再度様子を見ましょう
⇒ 9月初旬:親的見解(3カ月以上鼓膜に問題がある場合は、何か別の問題があり大きな病院で診てもらった方が良い)ので紹介状を書いてほしい
⇒ 9月初旬:紹介状を書いたら、ほぼすぐ手術になりますよ?それでもいいんですか?様子を見た方が良いのでは?
⇒ 9月初旬:すぐ診てもらいます。
⇒ 9月中旬:翌週市大病院へ
⇒ 9月中旬:真珠腫の可能性、しかもかなり大きいかもしれない。早急にCTを取って確認しよう。
⇒ 9月後半:翌週CT、真珠腫が想像以上に大きい。ほとんどの小耳骨を破壊している可能性。できる限り早く手術をしましょう。
⇒ 10月中旬:第一回目入院・手術

【3歳】
⇒ 4月下旬:第二回目入院・手術

異変を敏感に捉え、自分の子供を日々みている親として、
次の行動を判断していく必要もあると感じました。

真珠腫性中耳炎は、骨を破壊しながら慢性中耳炎のうち、骨を破壊しながら進行していくもので、適切な治療を受けなければ重篤な合併症をきたす危険性のある病気です。
角化した外耳道鼓膜の一部や皮膚成分が球状になって増殖し、中耳腔内に侵入して骨を溶かしていきます。
球の中には耳垢がたまり、真珠や腫瘍(真珠腫)のように見えるのでこの名がつきました。
この真珠腫が、中耳に侵入し、耳小骨を破壊すると難聴の原因となります。
炎症は奥へ奥へと進み顔面神経が走っている骨を溶かすと、顔面神経麻痺を起こすこともあります。
頭部や顔面には多くの神経があるため、他にもめまい、髄膜炎など様々な疾患を引き起こすこともあります。
放置すれば脳に炎症が進み、死に至る危険性もあります。
※E-park病気スコープから引用 https://fdoc.jp/byouki-scope/disease/otitis-media-cholesteatoma/ 

今回は2回目の手術。
1回目の手術は真珠腫の大部分を除去。と同時に、コレステリン肉芽腫も見つかる。チューブを入れて処置。

2回目、今回の目的は、1回目に残した真珠腫(アブミ骨に癒着し、僅かに残しておいた真珠腫を確認、その他残っている真珠腫すべてを取り、小耳骨を軟骨にて再建。1回目よりは手術時間も短く、リスクも低くなるとのこと。

とはいえ、すごくすごく心配だ(´;ω;`)…

そして息子入院前日、私は稽留流産の手術(涙)頑張ろう‼

初日、29日は10時に病院へ。
この日はパパさんと3人で一緒に。
息子は、颯爽と元気にしている(;´Д`)

COVID-19の影響があり、個室手配ができないとのこと。(即ち付き添い入院は不可)

小児科の4人部屋にて入院となりました。
入院前日、面会自体も一切不可と言われていましたが、小児科のみ面会やサポートができることが分かり、一安心。

この日は、私は19時から大学院コース受講のため17時まで、
パパさんは20時まで面会し、帰宅。

帰宅時とても寂しそうだった…とパパさんから報告がありました。
翌日の手術の成功を切に祈ります。_


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