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2020年7月12日 順位激動の時価総額ランキング?

こんにちは。ハッピーくんです。

本日はこの記事です。

企業価値、コロナで一変:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO61424140R10C20A7MM8000/

超要約

世界の株式時価総額ランキングの順位が大きく変動しています。1社あたりの順位変動は2008年のリーマン・ショック以来の大きさとなりました。
世界的に共通の問題が生じている今、経済の転換を加速させるとみた投資マネーが、次の成長企業を探して急激に動いているためだと考えられます。

知っておきたいこと

◯株式時価総額
その時の株価(時価)と発行済み株式数を掛け合わせて算出する指標。企業ごとに発行済み株式数が異なるため、単純に株価を比べるだけでは企業の比較はできない。時価総額なら上場企業の市場における価値を海外企業とも比較しやすい。世界で最も時価総額が大きいのはサウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコの1.7兆ドル(約180兆円)。米アップルなどGAFAや中国の騰訊控股(テンセント)、アリババ集団などIT(情報技術)勢が続く。日本では時価総額が10兆円を上回るのはトヨタ自動車、ソフトバンクグループ、キーエンスの3社。世界の時価総額上位1000社では米国企業が350社と最も多い。日本は84社、中国は165社。

主な順位変動

・ニューヨーク証券取引所に上場するシンガポールのIT企業シーの株価は今年3倍となり、時価総額は6兆円を超え、インドネシアの銀行バンク・セントラル・アジアを抜いて、東南アジアのトップとなりました。
・米テスラは電気自動車の量産体制が整って損益も黒字化したこともあり、トヨタ自動車を抜き業界トップになりました。
・半導体の米エヌビディアが同業のインテルを抜きました。人工知能(AI)計算などに使うデータセンター向けの半導体が評価を押し上げています。
・中国では白酒大手の貴州茅台酒が高級化路線で成功し、食品最大のネスレ(スイス)に迫る勢いです。

まとめ

株価が変動するときには、次なる成長企業を探す動きが加速します。世界がどのような流れで動いていて、将来どのような事業が成功するのかを予測することで、時代の波に乗り遅れない投資家ななれそうですね。
しかし、最近の世界的な流れは不思議なくらいよく出来ているという印象です。
シナリオ通りの企業もあるのではないでしょうか。
自分の会社が時代に取り残されていないか考えていく必要がありそうです。

それでは本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

ハッピーくん

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