おうち妊活 おすすめお風呂の入り方
少しでも卵子の質をよくするには?それは細胞を取り巻く環境をよくしておくことです。妊娠しやすさをつくるには、睡眠をとって、ダメージからの修復力を高めることがポイントです♡
自分でできる妊活では、お風呂の入り方を工夫してみましょう。睡眠の質を高めるには、睡眠って超だいじ♪睡眠によって妊娠率って変わります。卵巣や子宮の細胞の修復を高めていくことにつながるポイントにもなるので見ていきましょう。
以下の方に役にたつ内容になっています。
★妊活中で妊娠力アップを期待したい方
★ぐっすりと寝て睡眠に満足したい方
★アンチエイジングに興味がある方
妊娠しやすくするのは睡眠が大事
妊娠のカギを握るのは卵子です。その卵子の質を左右するのが、修復力になります。卵子のもとになる細胞って、どんどん老化しているんですね。
そのため、細胞は成長ホルモンなどによって寝ている間にダメージを回復します。
細胞の修復には免疫系やメラトニン、愛情や絆のホルモンといわれるセロトニン、成長ホルモンなどが大きく関係。
質の良い眠りは妊活には欠かせず、睡眠トラブルがある場合、卵巣予備能は衰えてしまうと研究でも言われています。
ぐっすり眠ることで、卵子ちゃんは元気を保てるんです。そのための自分でできることが【おうち妊活】になります♡
よい眠りのためのお風呂ポイント
質の高い睡眠と免疫システムが働くことで細胞のアンチエイジングになっています。
私たちの体の中では代謝によって組織や細胞もダメージを受けます。代謝によって出た老廃物などは体の外に出し、ダメージは修復するように自然のメカニズムが働いています。それを主に行うのが寝ている間。
質の高い睡眠に入るためにできる事として、体温のコントロールがあります。それを入浴を通してコントロールすることが出来ると言われています。
テキサス大学の研究では5,322件の先行研究から寝る前のシャワーや入浴が睡眠の質を高めるのかを調べています。
結果以下がベスト
♡寝る前の1〜2時間前がベストタイミング
♡温度は40〜43度がベスト
このガイドラインにそったシャワー・入浴習慣だと、眠りにつくまでの時間が普段より10分ほど短くなるそうです。
シャワーでは42度とかでもいいかもしれませんが、入浴となると妊活中はちょっと高い温度だって感じがしますね。
卵子も精子も生殖細胞はとにかく高温が苦手です。受精卵もあまり血流にさらされることを苦手とします。
入浴の文化は日本そのものですが、海外ではあまり入浴という文化がないのですが、あまり高温の状態にさらされるのはあまり良い報告がありません。
お湯の温度と時間に気をつけて入浴しましょう。
眠りのカギは深部体温
ストレスを感じていたり、不規則な生活でよる寝つきが悪い場合は、お風呂の入り方を見直していきましょう。
日頃からストレス対処がうまくできて、規則正しく生活できると夜になると体の深部体温は自然と下がってきます。
しかし、ストレスや不規則な生活から深部体温がスムーズに下がらなくなってくると、眠つきが悪くなってしまいます。
眠りにおいては深部体温が重要!日中はあまり変化しない深部の体温が夜になって下がっている時に寝付きやすい事が研究でわかっています。
体温調整をして深部体温を下げる方法
東京ガスのアンケートでは、大人はだいたい入浴温度は41度~42度でした。
そのため、40度は逆にぬるいと感じてしまうかもしれない温度。
最も健康を維持し、質の良い睡眠に入れる温度は40度くらいの温度といわれています。
40度くらいだと自律神経の中でも副交感神経が働いてリラックス効果も得バッチリです。妊活の疲れも癒しておきましょう。
お風呂に入る
→血液循環が良くなる
→体の抹消へまで血流がいきわたる
→体温が上がって熱の発散がすすむ
→深部体温は下がっていく
深部体温が下がると、睡眠モードに入るというメカニズムです。
アメリカ妊娠協会がすすめる妊活おふろは?
卵子や受精卵って、高温はあまり好みではないんです!
私も以前は温活みたいに温めたら良いものだと思い込んでいたんです。大間違いでした~~~!!!
2003年の研究によると、妊娠中の温水浴槽の使用は流産のリスクを高める可能性があるとしています。流産のリスクは妊娠初期の初期の温水浴槽の使用で平均して2倍になり、使用頻度が増えるとさらに増加していました。
そのため、アメリカ妊娠協会ではこちらを推奨!
・体温が101°F(摂氏では38度)を超えない
・温水浴槽を104ºF(摂氏40度)より低い温度に
・10分以内に過ごす
・妊娠中の女性は、体温を102.2ºF(39度)を超えない
妊活中、そして妊娠後も入浴(温水浴槽につかる)ルールは40度以内で、さらに10分以内という感じです♡
妊活中は、赤ちゃんにまつわることをどうしても考えてしまいますよね。そして落ち込んだり、ストレスも溜めがちだと思います。
せっかくのお風呂タイムはリラックスしてくださいね。
心地よい眠りが、妊娠しやすさにつながります♡
参考文献
入浴の心理効果・脱ストレス・休養作用 東京大学付属病院心療内科 熊野宏明
『最高の入浴法』著者・出版社早坂信哉 [著](大和書房)
東京ガス都市ガス研究所 親子入浴に関する実態調査2010
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