amarikaze


枯れちゃった花束なりとも帰るべきところあらばや 抱えて歩く


水菓子のびっくりするほど甘ければひとまずこれをはっぴーとせん


らいふいずびゅうてぃふるって云えりいぇいうつくしき嘘なれば赦せよ


夕暮れにきつねの雨が降ってきて後ろの正面どーでもいいよ


咎人のごとく座りし野良猫をすまーとふぉんに閉じこめてみる


えるぴすがかかる言葉は何なりや箱に残りし枕詞よ


自壊せしそふとくりーむの真っ白を吾妹の影にこぼす 好きだし


言の葉の骨ばらばらになりにけり傘からいっぱい人が出てくる


たったいま夏は終わりぬ汀では防火服がぴあのを弾いている


倫理なるかそけき光の名のもとにふたりはわらう、超たのしくて

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