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幸せなお昼寝

午後の緩やかな日がカーテン越しに差し込み、部屋を明るくしている。

コーヒーを飲みながら窓辺を見ると、いつの間にか丸々とした猫がカーペットの上に来て寝ていた。

どこから入ってきたのだろう?ゆっくりおなかを上下させながら安心しきった顔で寝ている。日差しが背中の毛の一部を金色に輝かせる。

なんでここに?どこの猫だろう?これからどうするのだろう?まさか居つくんじゃないだろうね?いろいろ慌てて考えていると、猫がちょっと身動ぎした。

起こしちゃったかな!心配する私を気にもせずより深々と寝入ってしまった。

その顔を見ていると、ああ、きっと癒しに来てくれたんだ。この子にその気がなくても、そう感じる人がいっぱいいるんだ。と感じた。

のんびりした午後の不思議なお客さん。

絵マシュー・カサイ 「幸せなお昼寝」油彩F3

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