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しあわせと、おんな(打算は禁物)。

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記事一覧

凛とした女の子になって、自由になる

凛とした女の子になって、自由になる

わたしが向田邦子さんのことを知ったのは、中学校の国語の授業ででした。
「筆不精」、「筆まめ」という言葉(今でも意味はあいまいですが)を知りました。

国語の先生は見た目から授業からぜんぶ印象的な人でした。手書きの学年だよりを授業で読んだり、テストで中学生の知識ではとうていわからない歴史の問題を出題したり(今でも絶対わかんない)。
先生とは昨年、勤めていた熱海のホテルで偶然、12年ぶりに再会しました

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映画「銀河鉄道の父」

映画「銀河鉄道の父」

 今日、突然映画館で映画を見たくなり、観に行った。
 
 洋画を観たかったが、タイミングが合わなく、わたしの興味のある作品は公開されていなかった。帰ろうかと思ったとき、「銀河鉄道の父」のポスターを見つけた。わたしはこの作品に出演している森七菜さんに興味があった。以前、まちなかで彼女の出ている雪肌精の広告を観たことがあった。険しいけれど何かを決意した、そんなときにお肌は輝く!というようなメッセージを

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やさしくなるには…やさしくなりたい

やさしくなるには…やさしくなりたい

静岡県三島市の三島信用金庫4階にある「さんしんギャラリー 善」で18日まで開催されている「ねむの木のこどもたちとまり子美術展」に行ってきた。

noteを始めてからわたしは結構
"アート"とか"福祉”とか"心理"とかに興味あるとか勉強したい
と書いたりしてきたけれど、
そういう肩書とか分野以前に

ひとにやさしくなりたい

と思った。

宮城まり子さんについて詳しく知らなかったが、展示を観ている中

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「Story of My Wife」
ヤバい…
映像綺麗✨
レア・セドゥやっぱりステキ!
ヤコブ、リジーに翻弄されすぎな気がした。

夫婦って不思議だ…

言葉の裏、制度と制度とのはざまで

 映画版の「ある男」観た。音楽がけっこうゾクっとして怖さがあった。

 『マチネの終わりに』を読んだときは"過去は変えられる"という平野啓一郎の書いていることがなんとなくわかった気で実際よくわかっていなかったと気づいた(まあ難しいことは置いといて、この小説は結構好きです!)。

 「ある男」では、なるほどそういうことか?と自分流に理解した。窪田正孝が演じる"谷口大祐"が実は過去に2度名前を変えてい

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わたしはまだプラスティック・ラヴ から卒業できそうにない

~令和の20代女のPlastic Loveに関する個人的思い出~

 アルバム「VARIETY」40周年おめでとうございます。
 このなかの、「プラスティック・ラヴ」は、少なくとも40回以上は聴いていると思う。

 私が最初にこの曲を知ったのは、Wechatでだった。大学生だった2018年の冬、北海道で一か月アルバイトしたときに、中国の南寧出身の、日本語を勉強していた同い年の女の子と仲良くなり、休

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ガザの美容室・その他

 昨日は朝から『ガザの美容室』を観て、昼間に『ジョン・レノン 失われた週末』観た。以前、アマプラでジョン・レノンとオノ・ヨーコの別のドキュメンタリーを観たけど、同じ期間が描かれているはずなのにジョン・レノンの過ごし方が全然違う気がした。どっちが真相なんだろう。
 そのあと、「黒いミルク」というインスタレーション作品を観た。作品を間近で観れて没入感があった。自分がこの黒いミルクに覆われた不穏な世界で

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