子どもの声に応える

子育ての方法論。
こうした方が良い。
って話は山のようにある。

半分趣味で、子育て本も、たくさん読んだ。役にたったものも立たなかったものもあるけれど、色んな考え方、捉え方、見方があることはわかった。

実際に子どもたちと毎日生活して、最近実感してること。

「1日数十分でも数分でも心を通わせる時間を作ること。子どもの声に応えること。」

私自身は「良い母親」ではないなと思ってる。

毎日忙しくてバタバタと過ごして、流れ作業のようにこなす事もあるし、やる気がでなくて部屋は片付いてないのにゴロゴロしながらスマホを触ってる日もある(むしろそっちの方が多い?)。

自分のやりたいことに集中しすぎて、子どもに呼ばれても生返事なんてことも。

それでも、すべてを一旦横に置いて、

子どもが話すことを聞いたり、「○○して~!」に応える。心を向けてやり取りする。

一方的でなく、やり取りする。そんな時間は大切だなぁと感じてる。


子どもは好きだけど遊ぶのは苦手。てきとーにしか相手出来ない。それは良くないことと思ってたけど、それでも良いやんと思うようになった。

自分の得意なとこ、好きなとこで勝負しても良い。

絵本読んで~はまかせとけ。

絵一緒に描こ~!は得意。

公園で全力で遊ぶ。

疑問に思ったことを一緒に解決する。

出来なかったらぎゅって抱っこするだけでも良い。

見つめてニコって笑うだけでも良いかもしれない。

自分で着替えられる服を着せて!って言われたら着せるだけでも良い。


もう、どんなに簡単でも無理なく出来る方法で子どものことだけを考えて、子どもの声に答える時間を取れたらそれだけで良いと思う。

自分が余裕で飛び越えられるハードルしかおかない。


スマホ片手に授乳しちゃダメだと思わないし、別の時に心通わせたら良いやん。

用事してるときにテレビ見せても良いやん。

時には怒りすぎても良いやん。人間やもん。


1日中子どもと向き合えと言われたら、私は逃げ出す。無理だ。

心を通わせる時間は長い時間の方が良いのかもしれないけど、1日数分でも良い。




ただ、子どもによってはそれで満足しない子もいるんだよなぁ。もっともっとって。


うちの長女だ。笑

数年は頑張ったよ。出来るだけ抱っこした。むりーってなることも多かったけど、自分の時間も出来るだけ取って、周りにも頼って。

現在小3。まだまだ甘えてくる時も多いけど、本当にしっかりしてきた。妹のお世話もかってでてくれる(時もある。)


私は分かりやすく甘えてくれるうちに答えようと頑張って応じると言う選択をしたけれど、その分感情的になって怒った回数も多かったし、それが正解かどうかなんてわからない。

子だけじゃなく、親ももって生まれた性質がある。事情もある。

だからこそ、周りに頼って、出来ることをしたら良いんだと思ってる。

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