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食事を食べること、作ること、価値観はひとそれぞれ

北陸もそろそろ梅雨明けに近づいているようですが・・・。

それにしても、毎日暑いですね(笑)。最近、このフレーズしか出てこない・・・。

今、うれしいのは、夏野菜がたくさん採れること。義母が畑で作っているのですが、キュウリやトマト、なす、オクラなどが採れています。私は、それを使って、毎日、何を作ろうかと思案するのが楽しみなんです。



夏野菜の料理

私は、わりと料理は好きな方ではないかと思うのです。

あと、ちょっと貧乏くさいというか、もったいないおばさんみたいなところがあって、せっかく採れた野菜を無駄なく使いたい気持ちが大きいのです。

ですが、さすがに、夫、義母と3人の生活ですので、食べきれないことも多いんです。

そうすると、キュウリのみそ汁を作ることがあるのですが・・・。この記事を読んでくださる方は、きゅうりのみそ汁なんて飲んだことあるかしら?大きくなりすぎたキュウリなんかをスライサーで切って、鍋いっぱいに入れて、ひたひたに水を入れてみそ汁を作るのです。キュウリの具沢山みそ汁の出来上がり。キュウリの大量消費にはとってもいいし、体にもいいのではないかと思っています。これは、私が結婚して初めて知ったキュウリの料理でした。最初はびっくりしたんですけれどね(笑)。

そして、私はナスが大好きなので、この季節はとっても幸せなのです。

今は、ネットでいろんな料理が出ているし、インスタをみると簡単で美味しい料理がたくさん出ているので、こういうものを見ながら料理をするのも、とっても楽しいですね。

私は、自分好みでいろいろ作るのって楽しいって思うのです。

でも、時々は、美味しい外食をするのも、また別の楽しみになりますけれどね。

食事に対する価値観

以前、一緒に働いていたYさん。食事のことについて話をしていて驚いたことがあります。

「食べるのって面倒くさいんだよね。私って生きるために仕方なく食べてるって感じなんよ~。老後に食べれなくなったら点滴だけでいいわ~。」

こんなことを言うんです。

”食べることが面倒くさいけれど、生きるために仕方なく食べる“という感覚が私には全くわからないのです。

でも、ネット上で時々みかけたような気がするけれど、リアルに会ったのは初めてでびっくりしました。

Yさんはすごく痩せています。食べることを最小限にしているので、太りたくても太れないそうです。

食べるという楽しみがないのは寂しいなぁと、私の価値観では思うのです。

食事が摂れなくなったら?

私の職場は、療養型病院で、医療介護が必要な患者さんが急性期病院から長期療養を目的に転院してきます。

私は、転院の調整をしている部署で働いているので、食べることが難しくなっている患者さんのご家族に、点滴などの代替の栄養方法について説明することがあるんです。

食事が摂れなくなった時の選択肢としては、この3つ。
1.何もしない、食べれるだけ食べるのみ、自然なかたちで。
2.経管栄養(胃ろうや経鼻経管栄養)を行う。
3.点滴(末梢点滴、中心静脈点滴)を行う。

1.は病院に入院している場合は、あまりないかもしれないです。在宅看取りでは時々あるかもしれないですが、きっとこれが、いわゆる枯れるように亡くなるという、きれいな亡くなり方なのかもしれないです。

2.は、私の勤める病院ではほぼ行っていないので、できないという説明をしています。

3.の点滴は、末梢点滴、中心静脈点滴の2種類あって、末梢点滴は水分補給と言うか脱水にならないようにする点滴ですし、中心静脈点滴は食事の代わりになる点滴です。

a.口からできるだけ食べて、末梢点滴で水分補給する
b.口から食べずに、中心静脈栄養で栄養価の高い点滴を入れる

aとb、どちらを選択しますか?と確認しています。

この話について、Yさんは、自分だったら、迷わずbを選択すると話してくれました。やっぱり食べることがめんどくさいんだそうです。

私は1だなぁ・・・って思うんですが、みなさんはどちらでしょうか?

人それぞれです

Yさんの話を聞いて、私にはない考え方だったので、食べること、料理をすることって、人それぞれの価値観があるなぁって思ったのです。

なにがいいとか悪いとかじゃなくて、価値観は人それぞれ。

私は食べること、作ることが大好きなので、これからも、自分の食べたいものを作っていこうって思います。

でも、たまには夫と美味しいものを食べにいけたらいいな・・・(笑)


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