火花
久々の花火大会。
屋台やくじ引きに参加し、子供の頃のわくわく感を思いだした。
参加賞で洗剤が貰えた。
子供の頃はガッカリするところが今はそれでもとても嬉しく感じた。
おまちかねの花火は間近だと以外と小さく見えた。
クライマックスまでが早かった。
最後の火花が忙しなくも見えた。
短い時間に全部詰め込んだ地域のお祭りのあっけなさ具合もなかなか風情がある。
その後は玉せんを買って帰った。
浴衣を着ている人を何人か見る度、羨ましかった。
来年こそはと毎年思いながら結局着ずに夏が過ぎるのは私だけだろうか。
こうして無理矢理にでもお祭りに行くという夏らしい事を経験してみた。
無理矢理に忙しく過ぎるのはなんとも悲しくも思うが、最後の火花のようにこの頃の私は季節の感じ方をやっつけるように過ごしている。