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町内会④:地方自治体の広報紙、誰が配布しているかご存知ですか?

ブロック長のルーチンワークとして、月例の理事会に出席し諸々の活動報告や行事の説明を受けるが、だいたいの場合、多くの書類が渡される。

そう、この令和の時代でも、町内会内の連絡手段はすべからく「紙」。
町内会から各ブロックへの連絡事項や、自治体や諸団体が町内会に依頼する広告などの印刷物を渡され、これを情宣・配布するのです。
多くのことがスマホひとつで実現できる時代に、悠然と生き続ける超絶アナログの世界なのであります。

いちばん楽なのは、ブロック内の掲示板用のもので、これは各ブロックに対し1枚だけ。掲示板に画鋲で貼れば、終了。
次に楽なのは、各班長に班内各世帯に回してもらう回覧板用のもので、これは班の数分の11枚。
そして一番大変なのが「全世帯配布」を要する町内会の会報、募金等の協力依頼等で、私の担当ブロックでは170世帯くらいいるので、170枚。。。

これを各班の世帯数に仕分け、各班長の郵便受けに投函して回るのは、それなりに手間です。

この「全戸配布」の書類のうち最悪なのが、地方自治体の広報紙。
皆さんの家にも配られていますよね?あれ、実は新聞配達のお兄さんではなく、町内会の人たちが配っていたんですね。

ブロック長宛てに配送業者から毎月末に、横浜市発行の「広報よこはま」、神奈川県発行の「県のたより」という新聞が各々170部、予備も含めば合計350部が毎月末にどっさり配達され、これを各班の世帯数分に仕分けし、各班長宅に配り歩くのです。

新聞紙って数がまとまると、実に重たいですよね。
しかも我が家のある地域は山がちなので、近所を回るだけでも急な坂や階段の上り下りを強いられ、暑い真夏なんてもう大変。
私は「最も若手」の50代なので体力的にはまだ大丈夫ですが、ブロック長さんの多くはご年配の方々なので、間違いなく相当な重労働のはず。

そこで、疑問が湧いてしまったのです。
こんな大変な仕事、ほんとにやらねばならないのか???

決してネガティブにならず活動に協力しようとは思ったのですが、さすがにこれは黙っていられないと思い、行動しました。

続きは次回書きます。


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