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24.3.27権利確定日 明日152円/ドルを巡る為替介入を警戒しつつ配当落ち銘柄探索

為替介入の確度高まるリスク大

 為替は152円台に急接近、財務省は口先介入を連発、為替介入が警戒されます。米バイデンはアメリカの国益を優先する保護主義を掲げて海外メーカーを誘致、結果的に米景気を堅調にさせてドル高だけでなく、利下げ先送り懸念をも黙認しています。
 一方で日本企業は海外事業所の利益を円に換金せず外貨のまま海外拠点へ先行投資するため決算時の円高が起こらない傾向にあります。円換金(=円高)しない事は為替変動を抑える目的とも考えられます。
 しばらくは想定外の円安継続と急激な円高シフト懸念の狭間で株価は乱高下のおそれがあります。日銀の早期利下げ又は6月米利下げ確度の高まりが為替転換のサインです。

3/27 5分足 為替(ドル/円)

明日3/28配当落ち 配当株の底値狙い

 3月決算締めの企業は明日配当落ちにつき下落する傾向にあります。高配当株ほど下落幅は大きいです。
 過去のチャートの傾向を確認の上、今期&来期業績が堅調な銘柄であれば買い場とも考えられます。懸念は為替介入に伴う株式相場の下落トレンドです。連れ安で底入れのタイミングがずれ込むリスクがあります。段階的に買い増しも念頭に、明日(3/28)の市場を注視していきます。

高配当株
9434 ソフトバンク

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