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23.9.27日本株の魅力 高収益力で海外勢の長期投資を呼び込む

10年ぶりの海外投資家の買い増加

 今年2023年は海外投資家の買い越しが積み上がっています。信託投資もリバランスにより日本株の上昇分を売却しており買い戻しの下支えが期待できます。
 日本株を取り巻く主な追い風は以下の5点です。

◦東証改革(株主還元/先行投資の積極化)
◦インバウンド効果(中国待ち)
◦金融緩和(年内はマイナス金利を継続)
◦経営者の若返り(大企業の新規事業化&変革)
◦24年1月新NISA(長期投資家の急増&台頭)


 上記5点のうち東証改革による株主還元は一時的な株高の要因、明日(9/28)の配当落ち日の下落後の動向が銘柄の収益力を見定める良い機会になります。
 現在の日経平均株価の純利益(EPS)は8月決算シーズンを高値に微減傾向にあります。
 次回の決算シーズンは10月下旬〜11/15、中間決算(2Q)が好調であれば欧米中の景気減速を回避すべく海外投資家の買いを呼び込むチャンスでもあります。

企業利益(EPS)は2,100台を天井に微減中

 日経平均株価は日足でダブルトップを形成、下落傾向です。明日(9/28)の配当落ち後の買い戻しを、特に海外投資家の動向は注目です。

ダブルトップにつき下落警戒


 収益力(売上高営業利益率)の向上は脱デフレ(値上げ→賃上げ)を達成する可能性の高い企業と考えられます。人的資本の改善も投資余力のある純利益があってこそ成し遂げられます。

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