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子猫を保護した話~ミミちゃんが教えてくれたこと~②

【2日目】
今朝のミミさん2日目。
朝起きたら昨日より元気そう。駆け寄って膝に乗ってきます。でもやっぱりエサはなかなか食べない…。

今日もまた病院です。風邪だから隔離されているし、また袋に入れられてたくさん鳴いてる。

お医者さんから帰ってきました。2本目の注射を打って「昨日より声が出てるから回復してきたね」と言われました。
ご飯を食べないことを相談し、ミルクを飲む用に注射器と子猫の病気の回復期用のご飯をもらって、早速帰ってから与えてみたら食べました…!まずは食べてくれてよかった…😿💓
手をくっつけて温めてあげると目を閉じて自然に眠るのがなんともかわいいですね。
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*子育てとつながり


ミミちゃんは風邪をひいた子猫で、同居人が飼っている猫とは隔離をしないといけなかった。幸いにも空いている部屋があり、そこにミミちゃんを隔離することにした。
病院から帰ってきた初日、「自分にはこの風邪をひいた子猫の面倒は見られないかも」と不安になっていた。ネットの情報を見ても、本当に目の前の子猫の状態にあった答えがあるのかわからないし、保護した当初はご飯をあげようと子猫用ミルクを口元に運んでも少し舐めるぐらいで食べてくれなかった。まるで子猫のことを知らない自分が、里親さんが見つかるまでちゃんと子猫をみてあげられるだろうかと疑心暗鬼になっていた。
そんな中で子猫を保護した時に連絡した知り合いの方が、保護した日に心配して家に駆けつけてきてくれた。そして子猫の状態を見て「大丈夫だよ。きっと元気になるよ」と言ってくれた。そう言ってもらえただけで、本当に不安だった気持ちが落ち着いたのだ。
私は児童館職員だった頃、児童館を訪れる乳幼児の子育て中の親御さんから、日頃どうしてもワンオペになってしまう状況下での孤独や子育てに関する漠然とした不安を抱いてしまうことを聞いてわかっているつもりではいた。それでもやはり四六時中守らなければいけない存在がいるということは、予想以上の不安や恐怖を感じるものだ。今回人ではなく別の動物だということも不安を生んだのかもしれないが、根本的なところは一緒かもしれない。
駆けつけてくれた知り合いから、こんな時に必要なのは遠くからのアドバイスではなく、近くのつながりなのだなと思ったし、もっとつながりを必要とするたくさんの人が繋がれるようにすることが必要なんだよなと思った。

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