
転職|面接準備のポイントはキャリアの棚卸しと企業目線
最近、面接に関する記事をよく読んでいただいているようです。ありがとうございます!
そこで今日は面接に向けた準備について書きたいと思います。
1.キャリアの棚卸し
面接で自分のことをしっかり伝えるには、これまでどんな仕事をしてきたか、自分で整理できてないと話せないですよね。
面倒くさいですが、1社ずつ丁寧に振り返ることが必要です。
応募先に提出する職務経歴書とは別に、ノートなどに詳しく書き出してみることをオススメします。
手間がかかりますが、これが自分の中の引き出しとなって、面接本番で想定外のことを聞かれても、ある程度対応できると思います。
と言われても「1社ずつ何を書き出したら良いのやら。。。」という方もいらっしゃると思うので、こういう感じで振り返ってみては?と、例を挙げておきます。
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【A社】
◆〇〇〇〇年〇月~〇〇〇〇年〇月(〇年〇か月)
◆仕事内容
箇条書きでOK。ただし、初めて聞く人がわかる言葉で。社内では当たりでも、社外の人や業界が違う人にはイメージしづらいこともあります。
仕事の成果を数字で表現できる方は、
◆成果、成果を上げるまでの過程
どのようにして成し遂げたのか。過程が大事です。
わかりやすい例を挙げると、前職で営業トップだった人が、次の会社でも営業トップになれるかはわかりません。営業トップになるために”取り組んだこと”が応募企業でも生かせる、とその過程をしっかり伝えられるよう自分の経験を整理しておくのがポイントです。
仕事の成果を数字などで表現するのが難しい方は、
◆心がけたこと、工夫したこと、苦労したこと、それをどう乗り越えたか
具体的エピソードも一緒に書き留めておくと、面接でも話しやすいです。
印象に残っている出来事を思い出し、仕事への取り組み方や、その仕事を始めた時と経験した後ではどのように変わったか、ビフォーアフターで自身の成長、周りへの貢献を伝えられるよう整理してみてください(例えば、始めた頃は〇〇だった。〇〇を工夫して〇〇ができるようになり業務効率化に貢献した)
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1社で長く働いている人は、配属部署毎に、
部署異動の経験がない方は、経験年数で(1年目、2~3年目、4~6年目、7~10年)分けると整理しやすいです。
2.応募先に合わせた話題を選ぶ
これまでの仕事経験を丁寧に振り返ったら、本番の面接で何を話すか、選ぶ作業に入ります。
「これをアピールしたい」という人もいれば、反対に「アピールできることなんて何もない」という人もいると思います。
が、ここで大事なのは、自分の気持ちは一旦横に置いておくこと。
「もし私が応募企業の人事担当者だったら?社長だったら?」と企業目線に切り替えて考えてみてください。
応募企業のHPや求人票で、仕事内容、求める人材、経営理念などを調べ、
「こんな人に入社してほしいんじゃないか。この経験が応募企業に合うんじゃないか。こういう人と一緒に働きたいんじゃないか」と想像してみる。
そして、応募企業に合う話題はこれかなと、1.キャリアの棚卸しで整理した中から選ぶ。できれば3つ程度。会社に合うポイントは複数あったほうがいいです。
企業目線で考えられている人は意外に少ないです。自分が伝えたいことと、応募企業が聞きたいことは違います。
独りよがりのアピールではなく、相手が聞きたいことは何か、これをぜひ意識してみてください!
ちなみに冒頭に書いた、最近よく読まれている面接についての記事はこちら。どなたかのお役に立つなら嬉しいです!
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