
未経験の仕事へ転職。面接で意欲を伝えるには
今年に入って、知り合いから「プログラミングの勉強を始めた」という話を聞くようになりました。それも一人ではなく数人。ちなみに、私と同世代のアラフィフ。
普段から「年齢は関係ない。いくつになっても新しいチャレンジはできる」と思ってますが、
実際にそういう人が身近にいると「おぉっ!すごい!」と刺激を受け、私も新たなスキルを身につけること考えないといけないなぁと思うようになりました。
最近では「国を挙げてリスキリングに取り組む。IT人材を増やす」というニュースもよく耳にします。
実際に、私が受ける転職相談でも「プログラミングを勉強中。未経験だがIT業界に転職したい」という方がチラホラいらっしゃいます。
時代の変化とともに、仕事内容や求められるスキルは変わっていきますし、変化のスピードは以前より速くなっています。
過去の仕事経験も大事ですが、これからは新しいスキルを身につけて、未経験の仕事に転職する人も増えるのかなぁと個人的には思っています。
未経験の仕事に転職を考えている方からよく聞かれるのが、面接で何を話せばよいか。
仕事の実績がないので、何をアピールするか難しいですよね。
結論から言うと、意欲を伝えることです。
例えば、
・なぜその仕事をやりたいのか
・やりたいと思うようになったきっかけ
・その仕事に就いて実現したいこと
これを自分の言葉で語れるよう準備しておくことは必須です。この辺りは皆さん考えることかなと思います。
そのうえで、私がオススメする意欲を伝える方法は逆質問です。
例えば、未経験で応募するとなれば
「御社の仕事で必要なスキル、勉強しておいたほうがよいことはありますか?」
これは、入社前の準備、心構えとして聞いておきたいし、やる気も伝えられそうです。
が、これだけでは意欲は伝わりません。なぜかというと、「教えてください」では丸投げな感じがしてちょっと残念です。
そこで、より意欲を伝えるために、まずは自分で考えてみてください。
この会社に入社したら、
・〇〇の勉強が必要かな?
・〇〇のスキルを身につけたほうがいいかな?
・〇〇の資格を取ると仕事の幅が広がるかな?
そして、自分で考えたことを前置きして質問する。
「御社の仕事では〇〇の勉強が必要ではないか、〇〇の資格を取ると仕事に活かせるのでは、と考えていますが、実際にこれを勉強しておいてほしいということはありますか?」
この質問だとどうでしょう?
もし自分が企業の担当者だったら?と想像してみてください。応募者からこういう質問が来たらどう感じるでしょう。
「事前にいろいろ調べてるな。自分で勉強しようとしてるな」と主体性を感じませんか。
普段の仕事も、指示待ちではなく、自ら考えて積極的に取り組んでくれそうです。
未経験でも面接でアピールできることはいろいろあります。意欲を伝える場として逆質問を活用してみてください!
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