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その時は突然やってくる

「はっぴー先生、今日帰りますね。」

おお?どしたどした?

2・3歳児クラス、特に2歳児さんは保護者のかたと一緒にレッスンを受けていただいています。40分間とはいえ、大好きなママやパパがいないのは不安が大きく、そのような状況ではレッスンの効果も大きなものが期待できません。

テキストを取り出す、クレヨンをしまう、そのような動作ひとつひとつが、とっても大変な2歳児さん。

読み聞かせてもらう絵本も、その大きな想像力からママの手を握っていないと「怖いよぉ」という気持ちになってしまうこともあります。

「もう、一人で大丈夫だから!」と本人がなるまで、ずっと傍にいてほしいと思っています。

私も仕事で自分の子どもが小さかった頃、託児所にあずけたときに見せた泣き顔をすごーく覚えています。長男などは、小学生の頃も学童に行くことすら泣きべそかいてましたから。笑

で、先日。

「ママ、帰って。1人でできるから。」

と、クラスの生徒さん。それを受けてママが

「今日は帰りますね。」

レッスン中は楽しんでその時間を過ごしました。
時おり、

「ママがこのあと待ってるんだ。」

と何度か言っていて

小さな身体でめいっぱいがんばってるー!!

と、おばあちゃん目線でうるうる。笑。

レッスンが終わってママに飛び込んでいった姿が本当に可愛かったです。

自分の子育てが終わって小さなお子さんを見ていると、成長のスピードはそれぞれで、

早いからよい

遅いからダメ

なんてのは本当に意味がない言葉だなぁと感じます。

少しずつ少しずつ、時にはびっくりするくらい大きく、お子さんは身体的にも精神的にも成長しているので、周りの大人は

「見守る」のが大事ですね。

で、新たな発見があったときに言いましょう。

「え?いつのまに?すごい!」

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