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南会津町の日本酒や食文化をお届けする『南会津町~極上の酒と幸~』

2023年3月15日(水)~19日(日)の5日間、八芳園がプロデュースするポップアップショールーム MuSuBuでは福島県会津地方の南会津町の郷土文化をご紹介するポップアップショールーム『南会津町~極上の酒と幸~』を開催中!

南会津町は、9割以上が森林で占められた自然豊かな町。
山々に囲まれた緑豊かな環境に加え、阿賀川水系、伊南川水系といった大自然の恵みをうけた清冽な水環境に恵まれて発展した酒造りと、山菜や川魚、地元の野菜などを使った"会津料理"など、地の利を生かした魅力にあふれています。

今回のポップアップショールームでは、南会津町で育まれた日本酒や食文化とともに、地元で脈々と受け継がれてきた郷土芸能にも着目いたしました。

さらに、3月16日(木)には、「東京ポートシティ 竹芝ポートホール」にて、イベント連動企画として會津田島太鼓保存会による和太鼓演奏を開催!
"全打入魂"を合言葉に南会津で紡がれてきた歴史を鼓動で伝える、国内外から注目される會津田島太鼓の響きをぜひ会場でご体感ください。

極上の南会津町を味わうイベント限定メニュー

南会津町で育まれた素材の味を生かし、八芳園MuSuBuシェフが手掛けるイベント限定メニューをご提供いたします。
南会津町のソウルフードから心安らぐスイーツまで、南会津町の食の魅力を堪能できるメニューをお愉しみください。

南会津町の極上御膳

郷土料理の"つゆじ"から、会津のソウルフード"ソースかつ丼"まで、南会津の極上な食材を存分にご堪能いただける御膳セットです。

MuSuBu吉田シェフ:
今回は南会津の素材を存分に使用して、極上の御膳をご用意いたしました。
「南会津のソウルフード"ソースかつ丼"」は、会津のご当地グルメとして知られる洋風ソースのかつ丼です。
地元では、ウスターソース風、デミグラスソース風など地元の各店が独自にブレンドしたものを使用していますが、今回「MuSuBu」では南会津町「丸八亭」のソースを使用いたしました。
食欲をそそる甘味のあるソースの味わいと、サクサクのかつをぜひお愉しみいただければと思っております。

MuSuBu吉田シェフ:
南会津町産の椎茸・そば粉・エゴマを使用して仕上げた「そば粉とエゴマの椎茸天婦羅」
肉厚でジューシーな椎茸とエゴマの香りを楽しめる、南会津の素材の魅力が詰まった一品です。

昭和37年に旧南郷村(現南会津町南郷地区)で初めて栽培が始まり、発祥の地「南郷村」にちなんで名付けられた「南郷トマト」
そんな「南郷トマト」を使用して、爽やかなトマトの風味とともにサラダをお愉しみいただける「名産"南郷トマト"のドレッシングで味わうサラダ」をご用意いたしました。

MuSuBu吉田シェフ:
「郷土料理"つゆじ"」
は、だし汁に野菜やにしん、豆腐などを入れて煮込み、醤油や砂糖で味付けしたもの。
地域によっては「ことじ」などとも呼ばれ、南会津地域の郷土料理の一つです。
会津の郷土料理「つと豆腐」を使用しているのが大きな特徴です。
かつて柔らかい豆腐を運ぶ時に藁などを束ねて包んだ"苞(つと)"に豆腐を入れており、たまたま包んだまま煮てしまったのが、「つと豆腐」のはじまりと言われているそうです。
「つと豆腐」の大豆の深い味わいや、しっかりとした食感をぜひお楽しみください。

MuSuBu吉田シェフ:
福島県に生魚の流通がほとんどなかった江戸時代。
江戸時代より北海道で獲れたにしんを乾燥させた「みがきにしん」が会津に運ばれるようになり「ニシンの酢漬け」などの郷土料理として定着しました。
そんな「ニシンの酢漬け」を山椒でアレンジした「ニシンの山椒漬け」もご用意しております。

「ちょろぎの梅津漬け」
に使用されている「ちょろぎ」はシソ科の一種で、根の先端にできる塊茎部分を指します。
「長老木」「長老喜」などと書かれることもあり、お祝いの時の食卓に上がるそう。
はりはりとした食感とさっぱりとした味わいをお愉しみください。

他にもオータムポエム・長ネギ・かぶ・ししとう・ウドなどの「福島県産彩り温野菜」もご用意いたしました。
南会津町に古くから伝わる郷土料理や、現在も親しまれるご当地の「食」の魅力を「南会津町の極上御膳」で存分に味わってください。

南会津町の極上御膳 … ドリンク付き 2,000円(税込)
・南会津のソウルフード"ソースかつ丼"
・そば粉とエゴマの椎茸天婦羅
・名産"南郷トマト"のドレッシングで味わうサラダ
・郷土料理"つゆじ"
・福島県産彩り野菜
・ニシンの山椒漬け
・ちょろぎの梅津漬け

南会津町のそば粉のオムレット~バニラアイス添え~

特産のそば粉で作った香り豊かな生地はふわっとした食感。
あんこと生クリームの優しい甘さに、苺の酸味を組み合わせました。
可愛らしい見た目と、絶妙なハーモニーを楽しめるスイーツです。

南会津町のそば粉のオムレット~バニラアイス添え~
… ドリンク付き 800円(税込)

南会津町のはちみつプリン

南会津町産はちみつを使用したプリン。
トロリととろけるやわらかな食感と南会津町産のはちみつの芳醇な甘さがたまらない極上デザートです。
「MuSuBu」の店内でも、お持ち帰りでもお楽しみいただけます。

南会津町のはちみつプリン … 450円(税込)

〈試飲・紹介・販売〉
南会津の極上の日本酒を知る・味わう

南会津町は、町内にある4つの酒蔵全てが金賞受賞の実績を誇る“日本酒づくりのまち”
それぞれの酒蔵の特徴やこだわり、おすすめポイントを紹介するポスターやパンフレット、PR映像に加え、各酒蔵の趣ある"のれん"や酒樽などの展示で、酒蔵巡りを体感いただけます。

蔵元さんたちから、日本酒造りのこだわりや愉しみ方を直に聞きながら、ぜひ南会津町の地酒の味わいをご堪能ください。

​「国権酒造株式会社」 代表取締役 細井 信浩 さん
日本三大杜氏の一つに数えられる酒造り集団「南部杜氏」による酒造りを行い、地元奥会津の清らかな水を仕込水とした、平均精米歩合55%、麹、酵母をはじめ、すべてにこだわりをもって丁寧に仕込んだ大吟醸 「国権」は、全国新酒鑑評会など、数多くの金賞を受賞しています。近年は女性や若い世代にも親しみやすい美しいラベルデザインでも知られています。

「会津酒造株式会社」 代表取締役 渡部 景大 さん
福島県の南西部、栃木県境に近い南会津町(旧田島町)で元禄元年に創業した約330年の歴史を持つ4蔵の中でも最も歴史ある酒蔵。江戸時代からの仕込み蔵と最新の技術を組み合わせた地元「南会津の酒米」と地下40m からくみ上げた全国でも屈指の超軟水を使用した、やわらかくまろやかな味わいが特徴です。

「開当男山酒造」 代表 渡部 謙一 さん
創業は享保元(1716)年。創業家3代目 渡部 開当(はるまさ)氏の”開当”がその まま銘柄となっており、以来14 代、300年以上にわたり寒冷地を生かした独自の酒造りに勤しんでいます。地元産の福島県酒造好適米「夢の香」を使いその名を冠したこだわりの酒「夢の香」は福島県ブランド認証産品として新たなファンを増やしています。

「花泉酒造株式会社」 代表取締役 星 誠 さん
初添え・仲添え・留添えの三段仕込みに加え、最後にもち米で仕込む四段仕込みの丁寧な酒造りが特徴。機械に頼らず昔ながらの手法で手間暇かけた工程とミネラル分が少ない超軟水である高清水(湧き水)を使うことにより、日本酒のさらなる深みやうまみを引き出しています。

極上の南会津を購入する

本イベントにてご紹介する4つの酒蔵が創り出す日本酒や、カフェで提供されるメニューに使用されている食材に加え、"木の町"南会津町が感じられる木工品をはじめとする地域の民芸品、町の特産品や工芸品を販売いたします。

都内では「MuSuBu」でしか出逢うことができない商品も販売!
極上の南会津町をぜひご自宅でもお楽しみください。

開当男山酒造代表 渡部 謙一さんが語る
南会津町の魅力について

開当男山酒造 代表 渡部 謙一さんに南会津町とそこで造られる日本酒の魅力について語っていただきました。

開当男山酒造 渡部 謙一さん:
南会津は標高の高いところで、寒冷地でございます。
低温で発酵させることにより良いお酒になるのが南会津の特徴です。

開当男山酒造もそのうちのひとつで、冬の寒さと雪の降る厳しい気候のなかで造られます。
開当男山酒造は山の上の方に位置しており、清らかな雪解け水が濾過されて地下水として上がってきます。
その水は超軟水のため、日本酒も柔らかく優しい口当たりや味わいで、苦味や渋みを感じない特徴に仕上がります。

開当男山酒造 渡部 謙一さん:
様々な造り方でお酒を取り揃えておりますが、今回のイベントでご好評をいただき、多くのお客様にご購入いただいているのが「開当男山純米吟醸」です。
米を55%まで磨いて作った純米吟醸で、柔らかくて香りが高くて飲みやすい味わいが特徴です。
今回のイベントでは、四酒造の日本酒の飲み比べもご用意しているので、ぜひ南会津の日本酒を味わってみてください。

開当男山酒造 渡部 謙一さん:
日本酒と一緒に味わっていただけるおすすめの商品は会津の郷土料理「鰊の山椒漬け」です。
会津は山のなかにあり海がないため、乾物のニシンが昔より親しまれてきました。
そんなニシンを醤油味と山椒で漬け込んだ、お酒のおつまみによく合う一品です。
イベントでご用意している「南会津町の極上御膳」でも「鰊の山椒漬け」をご用意しているため、召し上がったことがない方もぜひ味わっていただきたいと思っております。
そして、ぜひお酒とご一緒にもお召し上がりください。

開当男山酒造 渡部 謙一さん:
会津郷土料理の「こづゆ」も、土地ならではのお料理です。
同じ南会津のなかでも「こづゆ」ではなく「つゆじ」と呼んだり、私が住んでいるところでは「つゆにしめ」と呼んでおりました。
読み方も違いますが、場所によって材料も変わります。
会津地方では冠婚葬祭にこの料理が出され、お祝いの席はめでたい色の「にんじん」が入ったり、お祝いではない席では黒い「きくらげ」が入ったり、場面に合わせて具材も変わります。
豆腐も水分をとることにより硬くして輪切りにした「つと豆腐」が入っているのも特徴で、会津には海がないためこの豆腐も貴重なタンパク源として各家庭で昔から食べられています。

開当男山酒造 渡部 謙一さん:
南会津町は山の中にあり山頂に近く、四季折々の豊かな表情を感じることが出来る場所です。
冬の雪、これからの春の新緑、夏の沢のせせらぎ、秋の真っ赤に燃えるような紅葉。
四季の美しさがはっきりとしています。
そして、お越しいただくと南会津町の皆様の人柄の良さ、あたたかさに触れていただけると思います。

今回のイベントでは物産品や写真をご覧いただき、日本酒や郷土料理など様々なものをお召し上がりいただいて、南会津の良さを知っていただければと思っております。
そしてぜひ、南会津にお越しいただければと思います。

南会津町に伝わる極上の和太鼓演奏を披露!
大迫力のパフォーマンスを目の前で

イベント連動企画として、白金台「MuSuBu」を飛び出し、「東京ポートシティ竹芝ポートホール」にて南会津町に伝わる和太鼓演奏を披露いたします。

演奏するのは、南会津町にて結成され、地元の伝承を太鼓の音で表現するストーリー性のある曲作りと、ダイナミックな演奏が持ち味の會津田島太鼓保存会。全国大会の常連であり、優勝や準優勝などの経験もある実力派団体です。世代を超えて、自分たちが生まれ育った南会津町の太鼓の魅力を届けようと、"人の心を打つ太鼓"を披露します。

さらに、会場では南会津町の日本酒を味わう角打ちコーナーや販売を実施いたします。
心に響く和太鼓の迫力を体感いただいたあとは、南会津町の銘酒に酔いしれるひとときをお愉しみください。

【會津田島太鼓保存会による和太鼓演奏】
開催日:2023年3月16日(木)
時 間:18時00分~20時00分(※演奏は18時30分~約25分ほどを予定)
内 容:會津田島太鼓保存会による和太鼓演奏、南会津町4酒蔵による角打ちコーナー・日本酒販売、名産品販売
場 所:東京ポートシティ竹芝ポートホール(〒105-7501 東京都港区海岸1-7-1)
参加費:
 【1】入場無料(和太鼓演奏観覧)
 【2】1,500円チケット(角打ち日本酒飲み放題+和太鼓演奏観覧)
 【3】〈限定40枚〉3,500円チケット(角打ち日本酒飲み放題+和太鼓演奏観覧+特製お弁当)
 ※特製お弁当は、MuSuBuにて提供する「南会津の極上御膳」となります。

【『南会津町~極上の酒と幸~』 開催詳細】
開催日:2023 年3月15日(水)~3月19日(日)
時間:11時00分~18時00分
場所:東京都港区白金台4-9-19 HAPPO-EN URBAN SQUARE 1階&2階
主催:南会津蔵の会
共催:株式会社八芳園/協力:福島県南会津町
YouTubeLIVE配信:2023年 3月 18日(土) 11時00分~ https://youtube.com/live/EbzGg8fDy20?feature=share


次回のMuSuBuイベントは『全国のご当地シュウマイとSAGAのSAKE春の陣』を2023年3月21日(火・祝)より開催いたします。
詳細はプレスリリースをご確認ください。

《取材文・取材写真》八芳園 広報チーム 髙橋

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