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企業の垣根を越えた、新たなウエディングの可能性

総合プロデュース企業八芳園は、2022年7月7日(木)、初の試みとなるブライダルプロデュースイベント「BEST PRODUCER CONTEST 2022 the FINAL」を開催。

新たな時代に向けたウエディングの可能性を生み出し、コンテスト形式により企業の垣根を越えたチーム力と提案力を高め合う、新しい共創プロジェクトとしてスタートを切りました。

開催までの経緯

コロナウイルス感染拡⼤の影響は、結婚式においても多⼤な変化をもたらしました。しかしながら、イレギュラーがニューノーマルへ、ニューノーマルがノーマルへと変化していく中であっても、「幸せになってほしい。その為に⼒になりたい。」という私たちの本質は変わりません。

飛沫感染防止の花つぼみ
オンラインプラットフォーム「WE ROOM」を使用した披露宴の様子

⼋芳園はこの本質を忘れずに、お客様を軸とした企業間の壁を越えた学びの機会を創ることが"新しいつながりのカルチャー"を⽣み出し、価値ある結婚式を創ることに繋がっていくと考え、この度、「BEST PRODUCER CONTEST」の第⼀回⽬を開催いたしました。

『BEST PRODUCER CONTEST』とは

「BEST PRODUCER CONTEST 2022 the FINAL」

八芳園が主催するブライダルプロデュースコンテスト「BEST PRODUCER CONTEST」は、新たな時代へ向けたウエディングの可能性を生み出す、企業間の壁を越えた共創プロジェクトです。

「BEST PRODUCER CONTEST 2022 the FINAL」

第一回目となる今回は、総勢200名が一次試験に参加し、プランナー・サービス・キッチン(料理)・フラワー・へアイメイク・衣裳の6ジャンルに分かれて筆記試験を実施。各ジャンルから一次試験を勝ち抜いた上位3名からなる18名のファイナリストは、組み合わせ抽選により3つのチームに分かれ、仮想のお客様へ向けた結婚式のご提案のプレゼンテーションを行います。

「BEST PRODUCER CONTEST 2022 the FINAL」

7月7日(木)に開催した決勝「BEST PRODUCER CONTEST 2022 the FINAL」では、3チームがそれぞれ創り上げた結婚式を八芳園の会場にてプレゼンテーション。コンテストの様子は、八芳園が開発したオンラインイベントプラットフォーム「WE ROOM」を通じてオンラインでも配信され、お集まりいただいたブライダル業界メディアの審査委員をはじめ、オンラインにて視聴するブライダル専門学校生や会場に集まったスタッフの投票により、優勝チームを決定いたしました。

「BEST PRODUCER CONTEST 2022 the FINAL 審査の様子」

各3チームが創り上げた結婚式

「BEST PRODUCER CONTEST 2022 the FINAL」では、各チーム共通で仮想の新郎新婦をペルソナとして設定し、おふたりに合わせた結婚式を創り上げました。

▼仮想の新郎新婦(ペルソナ)
【新郎】旅⾏代理店にお勤めで、趣味は旅⾏。⼩さいころからご家族で旅⾏に⾏っており、現在も友⼈と頻繁に旅⾏に⾏っている。
【新婦】インテリアデザイナーで、趣味はケーキ作り。ご家族で仲が良く、親御様の結婚式の写真を昔から⾒て育ち、結婚式に憧れを持っていた。

【1】TEAM YELLOW ― コンセプト「FUSHIME」

おふたりの「⼈⽣の節⽬」を共にしたゲストの皆様へ、おふたりらしい最⾼のお披露⽬とおもてなしを。

「TEAM YELLOW」

装花で使用している「竹」は、根がひとつに繋がっているといわれており、力強い家族の絆を象徴する植物。家族やゲストの方への"節目"としてご提案。メイン料理にも装花と合わせて"竹炭"を使用し、ドリンクはテーブルコーディネートのカラーに合わせた爽やかなレモンミントのノンアルコールカクテルをご用意しました。

「レモンミントのノンアルコールカクテル」
「国産牛の昆布締め 米味噌と土佐茶のマリアージュ 冬人参のデクリネゾン」

ご新婦様の「ウエディングドレスと空間イメージを統一させたい」という想いに寄り添い、ブラックのドレスとシルバーのタキシード、あえてヘアアクセサリーは使用しないという引き算を取り入れたヘアメイクをご提案いたしました。

「TEAM YELLOW 衣裳 ヘアメイク」


【2】TEAM BLUE ― コンセプト「something for」

「思い出」「感謝」「絆」「私らしくあること」、それらをキーワードに
あえて"four"のスペルを変えた「something for」のコンセプトをご提案。

「TEAM BLUE」

会場内のテーマは「リンク」。「大好きなお母さまにも結婚式のことを思い出してほしい」という想いから、当時も使用していたユリやバラを使用して王道なコーディネートを。

「TEAM BLUE テーブルコーディネート」

親御様の時代を思い出すような衣裳でありながらも、"インスタ映え"をするような輝く1着と、違和感のない華やかさを演出する1ミリ単位で調整したメイクをご提案。

「TEAM BLUE 衣裳 ヘアメイク」

料理では、出身地の食材を使用したハレの日にふさわしいお寿司と、「調和」をイメージしたペアリングドリンクをご提供いたしました。

「手毬寿司 〜湯葉 鰹 海老 蟹 いくら 鮪 サーモン 烏賊〜 高知県産のガリを添えて」


【3】TEAM RED ― コンセプト「めぐりあい」

おふたりが出会った⽇本各地の"良いもの"でおもてなしをしながら、皆様との想い出を振り返る時間としてご提案。

「TEAM RED」

装花は「めぐりあい」というテーマに合わせ、ゴールドのフレームをお花で巡るようなデザインに。

「TEAM RED テーブルコーディネート」

衣裳は「飾りすぎず、自分らしく」という想いから、トレンドを取り入れたデザイン性の高いドレスに合わせて、あえてシンプルなヘアメイクをご提案。

「TEAM RED 衣裳 ヘアメイク」

料理では、おふたりのふるさとをゲストの皆様とめぐるように、おふたりの出身地の食材を使用。クレープで包み込み、ひとつになる(夫婦になる)という意味合いを込めています。前菜で使用した素材を使用し、「めぐりあい」を表現したドリンクをご提供しました。

「岩手県山田町産椎茸とフォアグラのクレープ包み
  高知県高知市産フルーツトマトのジャムを添えて」


優勝は「TEAM RED」 ― お客様の想いを汲み取るプロデュース

「TEAM RED」

接戦の末、優勝に輝いたチームは「TEAM RED」。⼋芳園 取締役社⻑ 井上義則は「TEAM RED」に対し、「お客様の想いを汲み取ったプロデュースに、表現のセンスを感じられた。」とコメントし、3チームのファイナリスト、そして⼀次試験に果敢に取り組んだ全てのメンバーに対し、激励の⾔葉を送りました。

▼株式会社⼋芳園 取締役社⻑ 井上義則より

「株式会社⼋芳園 取締役社⻑ 井上義則」

「まずはストーリーがあり、そこに掛け算をしながら感性を取り⼊れ、イコール「センス」へと繋がる。今回、TEAM REDが優勝したのは、その部分が⾒えたからではないかと思います。おふたりの背景を深堀するのはプランナーですが、そこからコンセプトが⽣まれて、チームでそれぞれの感性を出し合う。そのためには個別の感性を知ることが⼤切であり、企業の垣根を超えること、個⼈としての感性を磨くことが重要です。そして何より、センスの否定をしないこと。その⼈、地域、国によってそれぞれセンスは異なります。様々なセンスを取り⼊れていくと、より素敵なプロデューサーにな
れると、私は信じています。」

本質は変わらない、さらなるブライダルの可能性を。

人生の節目をお客様とともに祝い、人の交流の場をプロデュースしてきた八芳園。新たな試みとなった「BEST PRODUCER CONTEST 2022」を通して、チーム力が生み出すさらなるブライダルの可能性を高め合いました。今後も時代が変わろうとも、「幸せになってほしい。その為に力になりたい。」という本質は変わらずに、お客様おひとりおひとりの想いに寄り添いながら唯一無二の結婚式を創り上げてまいります。

また、この度の「WE ROOM」を利用したハイブリッド型でのコンテストの開催は、参加者の皆様にとっても新たな交流体験の創出となりました。これからも"総合プロデュース企業"として、すべてのプロデュースの中心に「ヒト」を置き、どのような価値を創出するのかを考え、独創的でありながらも具体的な取り組みとアイディアをシェアするハイブリッドイベントに取り組み続けてまいります。

《八芳園ウエディングプロデュースはこちらより》


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