前回までをザックリおさらいします。 □ フロムは「愛は後天的に習得できる技術」であると説いた。 □ 愛の技術を習得するためには「愛するということ」に最大の関心を…
前回のブログでは「愛は与えること」という話題を中心に取り上げました。しかし、その前提には「十分与えられてきた」という経験が欠かせません。相田みつをさんの詩も、…
今日はあいにくのお天気ですが、ぼちぼちお花見のシーズン。 昭和53年生まれによる平成最後の勝手なオススメ「邦楽春歌」。お花見のお供にいかがでしょう。 【3/24更新】 …
前回のnoteでは、「愛」の3つの誤解を紹介しました。 共感や「なるほど!」のコメントをくださった方がたくさんいらして、有難いです。本当にありがとうございます。…
前回は、エーリッヒ・フロムが著書『愛するということ』において「愛は技術である」、すなわち愛とは人に自然と備わっているものではなく、後天的に習得する技術であると…
児童虐待の報道が後を絶ちません。それもそのはず、2019年3月14日に警察庁から発表された「2018年の児童虐待被害者数」は過去最多の1394人であったとのこと。また、厚生…
柴田泰臣(しばたやすおみ)
2019年8月8日 06:14
前回までをザックリおさらいします。□ フロムは「愛は後天的に習得できる技術」であると説いた。□ 愛の技術を習得するためには「愛するということ」に最大の関心を寄せる必要がある。□ 「愛するということ」は自身の主体的な意思に基づく活動である。□ 「愛されること」にばかり注目するのは愛に関する誤解の一つである。□ 「愛するということ」は与えること。与えるのは金品ではなく、自身の喜び、興
2019年3月24日 01:23
前回のブログでは「愛は与えること」という話題を中心に取り上げました。しかし、その前提には「十分与えられてきた」という経験が欠かせません。相田みつをさんの詩も、このことを表しているように思います。過去無量の いのちのバトンを 受けついで いま ここに 自分の番を生きている しかし、こうしたバトンを十分に受けついできたという感覚がなければ「相手に与えること=自分は失うこと」にしか感じられませ
2019年3月23日 12:57
今日はあいにくのお天気ですが、ぼちぼちお花見のシーズン。昭和53年生まれによる平成最後の勝手なオススメ「邦楽春歌」。お花見のお供にいかがでしょう。【3/24更新】友だちのよしよしさんから春のお裾分けで、ウカスカジーの「春の歌」を頂戴したのでアップします。よしよしさん、ありがとう!お裾分けの後は軽やかに、くるりの「春風」。 続いて、YUIさんの「CHE.R.RY」。Mr.C
2019年3月21日 01:43
前回のnoteでは、「愛」の3つの誤解を紹介しました。 共感や「なるほど!」のコメントをくださった方がたくさんいらして、有難いです。本当にありがとうございます。一方でこんな方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。「はぁ!?愛されることを望んで何がいけないんじゃい!!」「愛の誤解だぁ!?余計なお世話じゃ。ワタシは愛されてメッチャ幸せじゃい!!」ごもっともです。確かに余計なお世話感が
2019年3月19日 02:19
前回は、エーリッヒ・フロムが著書『愛するということ』において「愛は技術である」、すなわち愛とは人に自然と備わっているものではなく、後天的に習得する技術であると述べていることを紹介しました。 『愛するということ』の原題はThe Art of Loving。『愛するということ』という邦題を誰がつけたかは特定できないそうですが『愛されるということ』ではないところは、この本の本質を知る上でとても重要
2019年3月18日 03:49
児童虐待の報道が後を絶ちません。それもそのはず、2019年3月14日に警察庁から発表された「2018年の児童虐待被害者数」は過去最多の1394人であったとのこと。また、厚生労働省が2018年8月30日に発表した資料によると「2017年度中に全国の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数」は133,778件とこちらも過去最多で、統計を取り始めた1990年度から27年連続で増加しています。 も