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折れないモチベーションの作り方

しょうへいです!

日頃から映画についてやマーケティングについてお話しすることが多いのですが、

今日は「モチベーション」についてお話しをしていければと思います。

モチベーション保つの難しいですよね。今日のnoteを読んでいただいて、生きていく中で少しでもQOLを上げられる何かをご提供できたら幸いです。

今から3つの事柄についてお話をしていきます。

・人生においての目的を考える(KGI)

・それを為すために必要な目標を考える(KPI)

・成長の定義を捉える(考え方)

よろしいでしょうか?

それではいきましょう!!

1、人生においての目的を考える(KGI)

これについては諸説ありますが、結論から申し上げますと、「死生観である」と僕は定義します。

死生観とは?

という方も多いと思うので、少しだけ丁寧に掘り下げたいと思います。

遡ると日本では古事記まで行ってしまうそうなので、その中でも僕が感銘を受けた人の話ができればと思います。

この人知ってますか?

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そうです。吉田松陰です。

松陰は非常に死生観を大切にしていて留魂録などを読んでもそれが現れています。

シンプルにいうと、死生観とは「死から逆算して生きる」です。簡単ですよね。

ただ、その死から逆算して生きるとは何か、これについては僕の解釈も交えてお話しします。

3つの重要な要素があると思ってます。

1つ。「目的とは最も抽象的であり、最もブレてはいけないものである。

死生観について話す前にこれは本記事においてとても重要なので先にお話しします。

目的というと何を思い浮かべますか?

マラソンのゴールテープとか、

ゲームのクリア画面とかを思い浮かべるのではないでしょうか。

よく混同されがちですが、「目的と目標」は異なるものです。

目的とは概念的なものですが、目標とは定量的なものです。人生という途方もないものを考えたときに、人は定量的に計画することは困難でしょう。

不確定要素が多いためです。

なので少し大枠を形作る概念を用意します。定量的な目標を掲げ続けるために必要な概念(指針)です。

故に目的自体は曖昧なものでいいと思います。

「こうやって死にたい」

「こういう最後にしたい」

それくらい曖昧なものでいいと思います。ただし、目的とは目標を達成していくにあたって絶対的な指針となるものです。

だからこそ、その指針たる目的が変わってはいけません。目標の方向性を根底から揺るがすからです。

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✔︎目的は目標とは違う

✔︎目的は曖昧でいいが、ブレてはいけない

✔︎目的は「どういう最後を迎えるか」で設定する

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2つ。死を強くイメージする。

より良い目的のためには、より強く自分の「死」をイメージしてください。

皆さんはどういった死を思い描いていますか?

多分。若ければ若いほど考えたこともないのではないでしょうか。ただ、死生観と死に方は非常に深くリンクするので必ず考えましょう。

鮮明なほどいいとは思いますが、ふわっとしたものでももちろん大丈夫です。

ちなみに僕は「葬式をパーティーにすること」これが死のイメージです。

ぜひ皆さんも考えてみてください、死生観をベースにする以上、これを強くイメージしていくことが、その後のQOL向上に繋がっていきます。

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✔︎自分の死をイメージする

✔︎鮮明なほど良いが曖昧なイメージでも良い

✔︎イメージの時点で納得のいくものであることが大切

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3つ。その死に向かうにはどういう方法論で向かうべきかを考える。

死をイメージしたならば、その死に向かっていくにはどうすればいいのかを考えます。

どういう手段や道をたどることで、その死へ向かうことが出来るのか。

今のところで大丈夫です。今確定された道を作る必要はありません。

前述しましたが、明確にイメージするには道が長すぎますし、不確定要素が多いからです。

その方法論がモチベーションを保ちながら進んでいくための道しるべとなるので、これについてはある程度の明確度は必要になるかと思われます。

イメージしやすいほど、道しるべとして機能していくためですね。

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✔︎理想とする死についてどうすれば到達するのか考える

✔︎不確定要素が多いため、明確にする必要ない

✔︎ただし、道しるべとしてはある程度の明確度は必要

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2、それを為すために必要な目標を考える(KPI)

まず結論から申し上げると、ここでいう目標とは「今や少し先の未来を目的に則ったうえでどう動いていくべきか」を設定することであると考えます。

ベースを作ったら次は実際にどう行動していくのかを考えてみましょう。

これは実際に「今、どう行動すべきなのか」を考えるために必要になってきます。

故に、人生という尺度では抽象化していいですが、行動が伴う以上は行動を起こせる程度の明確度が必要になります。

僕を例にとってみると、

目的|葬式をパーティーすること

指針|120%生き切る人生にしていくこと。そう言い切るための選択をしていくこと。

目標|20代はベンチャーで組織を作っていくことについて従事し、30代は具体的に夢を実現できるような動きをしていく。

僕はフリーランスで2度ほど失敗しています。

大きな借金を抱えましたし、明日を生きられないような状況にもなりました。

その中で「働くこと」「お金について」「組織とは」これらについて深く考える機会をいただきました。

僕には夢があります。

1つ「小中学生にお金と人生が学べるような学習機関を作る」

2つ「生涯パートナーとなる女性の写真を撮り続けて、死ぬ前に奥さんの個展を開いて死ぬ」

というものです。思い返せばコミュニティを形成することについて特に思いが強いのだと思います。

真面目な人が損をする世界ではなく、努力は必ずしも報われるものではないが、報われる努力をした人が努力をしない人に邪魔をされる世の中は間違っていると思うから、

そういう人でも生きやすいような世界を作りたい。

その為にはまず考えのベースとなるようなものが必要ですよね。みんながみんな逆算的に生きることが出来たとしたら、誰かの人生を踏みにじるようなことはしないし、

あなたはあなた、私は私、と互いを尊重しあえるような世界になっているはずです。

いきなり世界規模でやることは難しいです。ただ、それを手に届く範囲から始めていきたい。それが僕の願いでもあります。

そしてその為にはまず僕自身が、何よりもやり抜くことや逆境を乗り越えていくこと、コンプレックスを乗り越えていくことを体現していなければいけません。

そこで僕は目的に則った上で今を次のように生きようと決めました。

理想に近い職場を探して、まずはそこで実現力を身に着けたい」と。

理想を言うのは簡単です。しかし、現実はそう甘くありません。ただ、ここで適当に働いてしまうと僕の120%生き切るという指針を否定することになります。

僕の仕事に対する考え方はこうです。

働く時間というものはおおよそ人生の8割弱を要します。そして仕事なんて言うものはあくまでも手段以上でも以下でもありません。

だからこそ「誰と何をするのか」を選択できるかで、人生の8割弱をどう過ごすことが出来るのかを決定づけられるとそう考えます。

その考えのもと入社した会社で、与えられた環境下で成果を出すこと。

今まで僕はここが本当に弱かった部分なので、それをできるようになりたい。そうすることが、今後の意思決定の広さにも繋がってくると信じています。

皆さんにつきましても、目的を考えたのであれば、それを達成するための目標は仕事への比重が重くなっていくはずです。

目的にたどり着くまでに「今すべきこと、選択するべきこと」を是非考えてみてください。

そうすることで、今その環境に身を置く意味や、仕事をする意味、向き合うべき理由がおのずと見えてくると思います。

そこに立ち向かう事、それこそがモチベーションへ直接的に作用するものと僕は信じています。

3、成長の定義を捉える(考え方)

上記が出来ていれば、基本的に「折れないモチベーション」は出来上がっているものと思います。

ここではそのモチベーションをさらに強固なものにするための考え方をシェアしたいと思います。

それが「成長の定義」です。結論ですが、成長の定義とは

身の程を知り、理想を知ることで生じる”ギャップ”をクリアにしていくこと

と僕は定義します。

よく、僕は昔の色々なことを話すと

「よくグれなかったですね」

「そんな目に遭ってなんでまだ夢とか語れるんですか?」

「どうしてそんなにモチベーションを高くできるんですか」

と聞かれます。

冷静に今までを思い返してみても、何度も谷底に突き落とされて精神的にも身体的にも追い込まれ続ける人生でしたが、よくぞこんな考え方を保っていられるものだと思うことはあります。

それは僕が人生に対してモチベーションを死生観から決めていることや、そこれ故にどんなことに見舞われたとしてもそこに対して「意味づけ」が出来ることが大きいです。

加えてそれ故に「成長」に対する意味づけ力も強いことが要因だと考えています。

先述させていただいた成長に対する定義ですが、それはあくまでも僕個人が考える定義です。

皆さんには皆さんなりの成長の定義があると思うので、それを考えてみてください。

その意味付けが「言葉」だけではなくて「実感」が得られて「確かに未来に繋がっていくこと」であればあるほど、モチベーションを保つことのできる大きな武器になることでしょう。

ここで大切なことは一般論で成長を定義するのではなく、自分の目的、目標を見据えた上で成長を定義することで、それを達成できる推進力になることだと考えます。

4、さいごに

いかがでしたでしょうか!

人生は一度きりです。一度きりの人生だからこそ周りから見たら情けないと思われたとしても、強く想い続けてやり続けることが、いつか結果に繋がってくると思います。

それは別に今でなくても構いません。それは数年後の未来かもしれませんし、数十年後の未来かもしれません。

短期的な目標も大切ですが、死から逆算していくことで、強固でどんな逆境でも乗り越えることのできるモチベーションを手に入れることが出来るのだと考えます。

日頃の仕事で忙しかったり、大変なことも多いと思うのですが、そんな今だからこそ、少しだけ足を止めて自分のことを考えてみてください。

皆さんがよりよい未来を目指せるようになることを願っています。

日頃からの気づきや考えをTwitterでシェアしているので、是非noteが初見だという方がいらしたら、フォローしていただけると幸いです。

それでは!!

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