本物の通学路を歩きたい
気候が最高に心地よかったことに加え、楽しそうに下校する小学生たちをやたらに羨ましく感じるメンタル状況だったこともあり、わたしの足はなんとなく小学生時代の通学路に向かった。
家から小学校は徒歩10分の距離にある。いつも家周辺を狂ったように散歩しまくっているのに、こちら側には一度も足が向かなかったことを不思議に思った。今日のために今まで温めてきたような気さえした。某ウイルス騒動のことなどなかったかのようにわらわらと帰路に着く小学生の流れに逆らい、一人デカいわたしは初めて通学のた