つむぎ

自分のスキを表現したい。 HSP気質。今と向き合い、大切なものをひとつひとつ掬い上げて…

つむぎ

自分のスキを表現したい。 HSP気質。今と向き合い、大切なものをひとつひとつ掬い上げていきたい。

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わたしは、ここにいるよ。

もし、この身体が透明になって わたしが紡いできたnoteひとつひとつがわたしの細胞のように身体を形成したら、 それは果たして今のわたしになるのだろうか。 わたしのnoteは何でできている? 心、心、猫、子供、心、猫、創作、心、猫、心...こんな感じ? その時の自分の心を書いていることが多い。 怒りも、悲しみも、喜びも、癒しも、学びも、その時の想いを書いてきた。 今のわたしが透明人間になって、このnoteを紙にして全部貼り付けていって人型になって、「これが○○(本名のわた

    • 積み重ねた日々が、わたしに勇気をくれた。

      見上げていた空が 夏から秋に変わり そのうつろいを肌で感じながらも なんだか起き上がれずにいた 日常はおだやかに流れ 仕事をしながら ときには料理をしながら 猫を抱っこしながら ときには人と笑い合いながら なぜこの日常を 言葉にできなくなってしまったのだろうと 自分が分からなくなっていた noteをひらいては閉じる日々 誕生日にひとつ癒されてから 少しずつ言葉が出なくなった わたしの「書く」原動力は きっと「自分の過去を癒すため」だった 空っぽになったら 楽にな

      • カラになる。そらにとける。

        いま、空をみている。 目の前にひろがった青空をみあげて、惚けている。 思い切って踏み切れば、跳べてしまった走り高跳び。 高くて無理だと思っていたバーをふわりと超えて、スローモーションのようにおちていく。 空と一体になる。 溶ける。 ポスンと一度沈んだ身体をマットにあずけたまま、わたしは空をみている。 いま、こころがとてもしずかだ。 * * 8月が通り過ぎようとしています。わぁ、早い! 先月母の歳を越えて、ひとつの壁を越えて、この1ヵ月は自分と向き合う期間でした

        • たまには、ほろ酔い気分でつぶやきたい。

          飲みきれなくて汗をかいたグラスを 申し訳なく思う。 もらいもののハイボール缶と、最近よく見ている料理動画をおつまみに。 はい、うそです。冷蔵庫にひっそり残ってたウインナーしっかり食べてます。アーモンドチョコレートも進む。 こんな真夜中に、なんて言わないで(*´ω`*)笑 * 普段飲まないお酒を飲んで 惚けた気分でなんとなくnoteに向かう。 料理動画は今、茄子に大葉と豚肉を巻いていて、茄子が苦手なわたしでも食べられそうだなと思う。 人が料理をしている姿って見てて楽

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        わたしは、ここにいるよ。

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        記事

          誕生日、母の歳を越える。

          7月、わたしは誕生日を迎えた。 37歳。 わたしにとってこの年齢を迎えるのは、一種の覚悟のようなものがあった。 母の歳を越える。 幼いころ、わたしの前からいなくなった母。 怒鳴る印象しか残ってない母。こわい人だった。 突然いなくなったけれど、父や親戚に理由を聞けなかった。わたしが悪い子だからいなくなったんだろうと思っていた。 小学生に上がりひとり夜まで留守番をする中、こっそり引き出しを探っては、母に関するものを探してはながめてた。 母子手帳。 保育園の連絡帳。 差出人の

          誕生日、母の歳を越える。

          「   」

          言葉にならない声をどうにかしたいのに、創ることも描くこともなんにもなんにもしたくない。 そんな自分にがっかりしてる自分が嫌で悔しくて情けなくて。 ありのままでいいと自分を認めていたかったのに、わたしがいちばんわたしに厳しくて、わたしがいちばんわたしに甘いことに気付いてしまう。 内にこもって発散されない熱は暴走する。あたまを冷やしたい。声に出したい。言葉にしたい。表現したい。涙くらい出てほしい。 自分で勝手に抱えた荷物なんだろう。滑稽に見えるわたしは理解されないけれど、き

          「   」

          猫は知っている。

          猫は快適な場所を見つけるのがうまい。 季節が変わると定位置も変わる。 冬場は大人気だった、わたしの膝の上。 お気に入りのふわふわひざ掛けも、いつの間にか出番がなくなった。 湿気と暑さが入り混じる季節は、猫の重さが足りない。 さみしいことにがら空きだ。 ナツカシイ… * 暑いと人間はエアコンの部屋に集まる。 猫はというと。 うちはリビングの引き戸を猫幅ほど開けるようにしているのだが、ユキは廊下や隣の和室でのんびりしている。 リビングから抜ける風が心地よいらしい。

          猫は知っている。

          血とは。縁とは。つながりとは。

          突然の電話に驚いた。 数年ぶりに母の妹である叔母の声を聞いた。 柔らかい話し方を懐かしく思いながらも、普段聞きなれない内容と時々出る母の名前に、戸惑いながらも頭を整理する。 「本当にこういうタイミングで起こるものなんだな」と、頭の隅で少々感心してるわたしがいた。 * 「血縁者」 「血族」 生活の中で使うには、少し堅苦しい印象のように思う。 「家族」や「親戚」という言葉の方がわたしには身近だ。 この電話は、親戚だから来たわけじゃない。 わたしが「血縁者」だから来た電話だ

          血とは。縁とは。つながりとは。

          心、言葉、表情。一致することは心地いい。

          最近のわたしは、よく分からないけれどうまくいっている。 人と話すのが楽しい。 じんわり。 そう思っている。 急に大層なことが起こったわけではない。 たまに顔を見かけては笑って冗談を言い合う人ができた。 それだけで、驚くくらい心が穏やかになっている。 以前は「一匹狼だけど平気」なんて思っていた。けれど、実はいつも人の目に怯えていた。何度嗤う声に耳を塞ぎたくなっただろう。敵ばかりのように思える環境に一人立っていた。 平然を装いながら笑った口元から「つらい」と、いつこぼれてし

          心、言葉、表情。一致することは心地いい。

          ロックの日、音楽に包み込まれる。

          ふと、頭の中に曲が流れだすこと、ないですか? それも延々リピート機能付き。 今日は6月9日。語呂合わせでロックの日らしく、朝から無性にB'zが聴きたくなった。 あいにく車のオーディオにB'zは入っていない。Bluetoothなるものもよく分からないので繋げていない。(わたしはかなりの機械音痴。笑) 職場の駐車場について、わずかな時間をぬってyoutubeで曲を探す。今すぐ聴きたいと浮かんだ曲。 携帯をタップして曲が流れだすと、イントロでもう懐かしさがブワァっと溢れてくる。

          ロックの日、音楽に包み込まれる。

          「ご自由にお書きください」に、背中を押してもらう。

          真っ白な画面。 もうどれくらいこの画面を見つめているんだろう。 いつまでたっても動き出せないわたしの指は、脳と直結していないらしい。 真っ白とはいっても、完全な真っ白ではない。 グレーの文字で 「記事タイトル」 と書いてある。 そう、ここはnoteのテキストページ。 本文のスペースには同じくグレーの文字で、やさしい一言が添えてある。 「こんにちは。午後もがんばりましょう」 うん、今日こそは時間があるし、書こう。 しばらく書けてなかったし、書きたいことはいっぱいある。

          「ご自由にお書きください」に、背中を押してもらう。

          わたしが生み出すもの。

          「人に言える趣味を持とう!」と、躍起になっていた時期があった。 * わたしはひとりの時間が大切で。 人の気持ちや視線に敏感だったことから、常に人と一定の距離を置いていて。友達と呼べる人がいなかった。 それでも完全にひとりになることはない。 家族、親戚、職場、子育て。あらゆる場面で「話す」場面が出てくる。 それも「表面上の日常会話」というハードル。 決して「深くは求めていない」会話というものが、わたしは苦手だ。 「今日暑いね」の返事は「そうですね、暑いですね~」 「休み

          わたしが生み出すもの。

          スコールの中で。

          ザーーーーーー すごいな、ここまで聞こえるのか。 仕事中、機械の音にかぶせて雨の音がする。 ザーーーーーー 建物の中にいてこんなに響くなんて。 今年は平年より早い梅雨入りらしい。朝も雨風強かった。 ザーーーーーー 窓は近くにないけれど、これだけの音だ。きっと視界は真っ白だろう。 お昼の移動濡れちゃうかな。 サンダル履いてくればよかったな。 靴下の替え持ってきてよかった。 全身に圧がかかる、音。 熱帯雨林のスコールのような。 きっと全てを洗い流してしまうような。 「雨、

          スコールの中で。

          猫愛と腹の虫との戦い。

          あの… 気持ちよくおやすみのところすみません… おふたりさん、聴こえませんか? めっちゃグーグー鳴ってます。 これ、おかーさんの腹の虫です… ソファーに寝そべって本を読んでいたら、 ユキが控えめにソファーとの間に入ってきたのでラブラブしてた。 すると窓辺にいた、しまちゃんもこちらへ。 わたしの腹の上へ… 幸せいっぱい 猫ホイホイの図! 仲良く毛づくろいし合って… …寝た! 落ち着いてしまいました…。 キミたち、そこグーグー地響きしてません? お昼食べてなかったおか

          猫愛と腹の虫との戦い。

          ぬくもりに包まれながら。

          ほんのりぬくもりの残る布団に潜り込むと、途端に瞼が重くなる。 心地よい。 幸せだ。 * いつもの目覚ましよりも早い時間。 猫たちもまだ朝ごはんの催促に来ない時間に、普段目覚めの悪い我が子が起きている。 休みの日はだいたいそうだ。 今日は特に早かった。めざまし時計のキャラクターが時刻を教えてくれるあのテレビより先に起きたらしい。 学校のある日にもこんな風に起きてくれたら… わたしはショボショボした目をこすりながら、朝ごはんを作る。 なんか夢をみてたなぁ。 うっすら残る断

          ぬくもりに包まれながら。

          あの星と、オレンジ色の宇宙。

          忘れられない絵があった。 鮮やかなオレンジ色を、真っ黒に塗りつぶした記憶。 ずっと、心の隅っこにある。 * 「自分が想像する宇宙の絵を描きましょう」 小学校の頃。ある日の図工の時間。 わたしはとてもワクワクしていた。 小さいころから星空を眺めたり、星や神話の本を何冊も何冊も繰り返し読みふける子供だったわたしは、宇宙が大好きだった。 宇宙の絵、頭の中に構図はあった。 下描きをして、絵具を取り出す。 迷うことなく取り出した、オレンジ色。 その鮮やかな色を、画用紙の上にのせ

          あの星と、オレンジ色の宇宙。