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3年ぶりに、バイオリン弾いてる。


 
 この間のララランド効果で、バイオリン熱が高まっている。
 

 Spotifyのジャズバイオリンプレイリスト、寺井尚子のリベルタンゴとか入ってて盛り上がる。

https://open.spotify.com/playlist/1agaJblCzsroUU67wKUmZG?si=pcNpqqrmSkObGM9xZ_4Z7w


ピアソラには一時期ハマって、Amazon musicでエンドレスしていた。


 川井郁子のアルバムも好きで追っかけていた時もあったが、ピアソラの情熱的な? キュインキュインする感じが好き。

https://open.spotify.com/artist/3Mn8t5WvKxtpW1vjxDjphD?si=LJTp-OC2RmuPRHCAp7nKHA



 社会人になってから、学生時代に習っていた琴をもう一度やりたいななんて考えて調べてみると、演奏人口が少ないせいか、指導料は結構高い。

 好きな曲で、体に染み付いているのは「風車」。 左手で弦を半音下げて弾くのが好き。

漫画『この音止まれ!』の影響で、若い人がぐっと増えたらしいけど、そろそろ落ち着いてきたころだろうか?? 指導料も昔よりはリーズナブルになっているのだろうか。

 
 弦楽器で、リーズナブルなもの、かつ場所を取らないもの。(琴を演奏するには狭い部屋では無理。畳もしくはカーペットでないと正座はキツい)

 そこで、バイオリンが候補に上がって習い始めた。「耳すば」の影響で、カントリーロードが弾けるようになったらかっこいいなぁと。

 いろいろ上がっているけど、この動画が一番好き。
 


 すぐさま指導者の斡旋?か知らないが、目黒のバイオリン店で20万円の中国製だがいいものを選んでもらい、即決購入した。

 埼玉の田舎民だったからオシャレ目黒に耐性がなく、今じゃ考えられないが、めっちゃドキドキしていたと思う。現金20万円生ゲンで持ち歩くことも初めてだったし。


 そこから3年間1レッスン、途中指導者がかわって月1回のレッスンを1年間していた。


 なんだかんだで1番成長したのは、1年間のレッスンだった。
 月1回とはいえワンツーマンのレッスン、社会初心者でも妥協しない指導者で、当時は仕事が忙しくなって、練習時間が割けなくなってレッスンにいくと、案の定見透かされて何度もやり直しされて辛かった。同じ課題曲を3ヶ月延々と練習したこともある。


 上達するはずもなく、指導者に休会を申し入れて、そのままフェードアウト。今日まで3年間、わざわざ楽器オッケーの物件に引越したのにも関わらず、忙しさにかまけて、まったく弾かなかった。


 で、ララランドステージ。
 簡単に感化されて、次の休日にすぐバイオリンを弾いた。

 全然左指が動かないし、そもそも突発的にやり出したから、爪の手入れができておらず、伸びた爪が弦に当たってしまい、音がビリビリと跳ねて気持ち悪い。

 その日のうちに爪を切る。手のひら向かって、左側の爪が弦を押さえるときに引っかかるので、ギリギリまで切る。
 指の硬さにショックを受けて、日常生活でできる範囲で、左手を使うようにしている。


 それなりの準備をして練習してみると、暗譜した楽譜や何度も練習した曲は指が覚えていて、弾きやすい。

 口酸っぱく言われた右肩の上げ下げ。意識してないとすぐに他の弦に当たってしまう。

 教本をめくっていると、自然と思い出してくるから不思議である。
 途中で退会してしまったため、教本の指導者からの赤ペン二重丸は3分の2までしかついてない。
 あと少しで教本が終わっていたのだ。もったいない気がしてくる。

 
 タイミング的に習える状況ではないから、当分は指導ノートをめくり、教本をもう一度やり直すくらいだが、あのとき教えてくれた指導者のおかげで、暗譜もしたし、弾けない時は自己流ではあるが、ソルフェージュするようにしていた。

 
 たいして上手くないけれど、簡単な曲でも自分で弾けると楽しい。高い買い物だと言われるが、買って間違いはなかった。

 
 目標はカントリーロード、リベルタンゴを弾けるようになること。

 いつになったら弾けるようになるかわからないが、まあ人生晩年ごろにゴールできていればいい。のんびり練習するのも悪くない。


 しかし、厳しい指導者に出会えてよかったと思う反面、レッスンが楽しかったのはバイオリンを選んでくれた指導者だったなぁと書いていて思い出した。

 
 
 おわり。

 

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