H a p p a n o U p d a t e s - No.212

音楽家と音楽業界を後押ししたスペシャリストたち❶
シカゴのブロードキャスター、ブルース・ダフィーが聞く
ウィルマ・コザート・ファイン(レコード・プロデューサー)
だいこくかずえ:訳

このシリーズでは、レコード・プロデューサー、音楽出版者、パトロンなど音楽業界の5人のスペシャリストのインタビューを紹介していきます。

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第1回は名盤で知られるマーキュリー・レコードのプロデューサー、ウィルマ・コザート・ファインです。1950年代のLPレコード創成期からCDによる復刻盤リリースまで、現場では録音がどのように行われていたか知ることのできる貴重な機会です。またLPとCDの音質を比べることの意味(のなさ)について、明快な意見を聞くことができます。

動物たちの外科手術(3) 
ウィリアム・J・ロング著『クマさんの小さな弟分』より 
チャールズ・コープランド:絵 だいこくかずえ:訳

外科手術3

<ヤマシギの外科治療>

野生のヤマシギが足を骨折したとき、自分でどのような処置をしたのかについて、著者自身の観察、狩りをしている人の話、ある弁護士の体験談を通して紹介しています。そんなことがあるのか、と信じられない思いになりますが、野生動物について人間が知っていることはそれほど多くはないとわかれば、起きたことを先入観なく受け止めることはできそうです。

今月のピックアップ | Choice of the Month
砂糖松(『インディアン・テイルズ』より)
メアリー・ハンター・オースティン
だいこくかずえ:訳
写真:Laura Camp (CC BY-NC 2.0)

旧サイトから毎月一つ、作品を選んで紹介しています。1月のピックアップは、アメリカのナチュラリストの童話集から。「砂糖松」はカリフォルニアのシエラ・ネバダ近くを舞台にした、木の成長物語です。

メアリー・オースティン | Mary Austin

オースティンはシエラ・ネバダの東斜面に沿って細くのびる谷間、オーウェンズ・ヴァレーの小さな町を転々として暮らしました。この土地特有の野生のありよう(動植物、地形、気候風土など)に親しみ、そこで暮らすインディアンの人々や鉱夫、羊飼いたちと深く親交することで多くのことを学んだと言われます。主な作品に「雨の降らない土地」(1903年)があります。

□ happano journal 活動日誌
1.17/20 写真、映像、音楽:ドキュメントのいま(2)
1.30/20 動物をパートナーにする人々、ズー

北極圏から樺太まで、ロシア国境地帯を旅して写真集『Border』にまとめたマリア・グルズデヴァ。人間ではなく動物をパートナーにするズーの人々を取材した濱野ちひろ『聖なるズー』(2019年度開高健ノンフィクション賞受賞)。この二つの驚くべきドキュメントについて書いています。

絵本制作日誌2020

南米ウルグアイの作家オラシオ・キローガの童話を元に、絵本を制作しています。『ワニ戦争』につづく第2作は『フラミンゴのあしはなぜ赤い』、こちらもミヤギユカリによる素晴らしい絵が全開です。

◇ 2020絵本企画進行中!
◇ オンデマンド印刷でカラー絵本を!
◇ 絵本のコトバは、何語?
◇ 非商業的な絵本制作とは?

Web Press 葉っぱの坑夫/エディター大黒和恵/editor@happano.org


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