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休職中のサラリーマンOLが節税について調べてみた-iDeCo編

難しい名前ってとっつきにくいよね。

個人型確定拠出年金。略してiDeCo(イデコ)。皆さんは聞いたことがあるだろうか。

今回は、私が休職中に調べたiDeCo君について簡単に紹介しようと思う。

iDeCoって何さ

iDeCoは私的年金、というものらしい。もしそもそも年金について詳しく知りたい!という人がいたらぜひ、中田敦彦のYouTube大学を見てほしい。私は年金の見方がガラッと変わった。

https://www.youtube.com/watch?v=AmYkYxKnsw8&t=10s


はい、お帰りなさい!

まず、年金は二つに分けられる。

公的年金制度:国が法律に基づいて行う年金

私的年金制度:民間が行う年金


公的年金というのは、ご存じ国民年金と厚生年金。

iDeCoは、私的年金に分類される。一言でいえば、公的年金に+αで加入できる年金。年金型の資産運用である。


メリット

・掛金(=保険料)が金額所得控除できる、つまり住民税、所得税が減額できる

サラリーマンは年末調整で対応できる。(累進税率が高いほど有利!)

運用益が非課税

株などは、一定の運用益を税金として納めなければならないが、iDeCoの運用益は非課税なのだ。

退職金や年金として控除が適用される

年金は、受け取りの際に「所得」として扱われるため、状況によっては課税される。しかし、退職所得控除の利用で非課税にすることができるのだ。

運用は一切せずに、定期預金として預け入れするだけでもメリットがある。60歳以降に一時金として受け取るときに退職所得控除を利用すれば、非課税でお金を受け取ることができる。

自己破産してもiDeCoの資産は残せる

万が一自己破産すれば、一定以上の財産は手放すことになるが、iDeCoの資産は残すことができるそうだ。自己破産は避けたいけどね。


デメリット

中途解約できない

減額は可能だが、解約は60歳まで待つ必要がある。

中途解約できない、というリスクを考慮したうえで、運用資金に充てられるお金をiDeCoで運用する、というのが良いかな、という感じ。
近々必要になる資産を運用する場合はNISAのほうがいいかもしれない。

毎月手数料がかかる

手数料はそれぞれ下記の通り。

①国民年金基金連合会手数料 105円/月(1260円/年)※年払いで節約可能

②事務委託金融機関手数料 66円/月(792円/年)

③運営管理機関手数料 0~450円程度


正直手数料に関しては運用益が非課税、ということを考えるとそんなにデメリットではないのかなという印象。


どうやって始めるのか

まずは口座開設・利用手続き。

ポイントとしては手数料が無料、用意されている投資信託の種類の豊富さと手数料が安いこと。手数料ハンターには要注意ってあっちゃんも言ってた。

運用コストが低ければ低いほど、長期投資は断然有利だ。ちりつもだね。

手続きが済んだら、掛金の拠出を開始、つまり投資スタート。

といってもこちらでポチポチすることもないので、デイトレーダーみたいなことはしなくてOK。これがあったらめちゃめちゃハードル高いよね。

私たちがすることといえば、年一回の申告のみ。サラリーマンであれば、年末調整時に書類を提出するだけでOK。とってもラクチン。

もし、勤務先で企業型の個人型確定拠出年金に加入していて、転職した場合でも、移管手続きをすれば企業型資産をそのまま個人型、つまりiDeCoに乗り換えて運用することも可能なのだ。

そもそもiDeCoというのは、国民にもっと資産運用してほしい!金融リテラシーをあげてほしい!という国の思惑から始まった制度。

せっかくの非課税で資産運用ができる制度、60歳まで引き出せない、というのが個人的にネックではあるが、ローリスクローリターン、無理のない範囲で、まずは資産運用の勉強というかたちで始めてもいいのかな、と思っている。

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