ギャップで人を見ない。

そのことを強く考え始めたのは高校生のときだった。

すごく優しい数学の先生がいて、いつもニコニコしていた。

一方、厳しくて怖い体育の先生がいて、割と理不尽なことで怒るタイプだった。

ある日、数学の先生は、スクールカーストの1軍メンバーに確かにちょっとよく分からない理由で怒ることがあり、
一方体育の先生は、1軍メンバーには甘く優しくしたことがあった。

そこから、数学の先生はああみえて実は悪い人となり、体育の先生はああみえて実は優しい人になった。

僕は別に数学の先生が大好きだった訳でも、体育の先生が大嫌いだった訳でもないけど
『いやいや、数学の先生ごっつ損やん』
と半端ない違和感を感じた。

毎日優しくて一回ミスった人と、
毎日怖くて一回優しかった人の評価が逆転するのは、採点方法がおかしい。

と思うと同時に、

だから人はGAPが好きなんだ。結局振り幅で判断するんだな。

という世のテクニックも知った。

そんな中、私の神である松本人志もラジオでこんなことを言ってた。

元ヤクザで牧師になった人の映画があって、えらい！すごい！とか言われてるけど、
最初から牧師のやつの方がえらいやん！

神もそう言うので、ということで、この考え方は自分のコアな考え方に採用されてしまい、そのまま本日に至っている。

>女性のみなさん！

たまに優しい男より、常に優しい男を選んでくださいね！！
　　　　　　　　　　　by.たまに優しい男

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