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母校に学ぶ【 伝統とは革新の連続 】

この度は母校石見智翠館ラグビー部の
マスク支援のご支援ご参画ありがとうございます。
発起人のOB藤岡と申します。

〜経歴〜
大阪市立旭東中学校
江の川高等学校(石見智翠館)
龍谷大学体育会ラグビー部
現在大阪市旭区在住
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マイケルリーチ選手・山中亮平選手たちと
同じく88年世代です。

石見智翠館ラグビー部が31年連続全国大会出場を決め、メモリアル大会に向けて着々と準備を進めています。

スポーツ業界もコロナウイルスの影響を大きく受け、各所で大会中止など目まぐるしい環境の変化を強いられています。

故に母校の動向もOBとして何か力になれることが無いかと注視したことが支援の始まりでした。

関われば関わるほど母校ラグビー部の環境の変化には目を見張るものがあり、多方面からも評判の高さを伺います。


〜力を力で捻じ伏せる時代〜

僕が感銘を受けるのはラグビーの実績ではなく、チーム文化が自身の高校時代と照らし合わせ、大きく変化していること。

良くも悪くも体育会系真っ盛りの時代
集まった仲間も中々の不成者
先輩後輩の縦の関係も強かった
力を力で捻じ伏せるしか手段がなかった
恥ずかしながら人間としても未熟で
後輩としても先輩としても手本を示せなかった
大学生や社会人になってからもその習慣から抜け出せず苦労したことも..

僕たち世代の江の川(現智翠館)のイメージは、上記述べたとおり相違がないと思われます😂
恩師である先生たちも頭を悩ませ、日々僕たちの成長や環境整備に奔走したことだと思います。

〜変化の一瞬を垣間見る〜
チーム文化の構築に長い年月を有し
僕が大きく変化したと思われる年は2012年度全国高校ラグビー選抜大会での準優勝
忽那健太主将率いる智翠館旋風によりチームは大きな変化を遂げていく。

僕たちでさえも変化に戸惑った文化を多くの犠牲とOBたちの反発を乗り越えて、革新を続けていく後輩たちの戦績は結果にも現れるようになった。

※恐らく先輩後輩の関係性は先生たちの介入は難しく、学生間での取り組みの賜物である

大友さん、素敵な写真お借りしました🙇‍♂️


現在の学生たちの様子を伺うと成長機会を垣間見ることができる。

長く組織に従事すると素晴らしいチームというのは集合写真から現れるものだと僕は考えている。


〜チーム文化はあくまで学生主体〜
僕は高校時代ラグビーが義務(作業)になっていたところがあった。
言われたことをただこなす、先生たちが一生懸命に指導してくれていた事が今になって刺さる。
今ならわかるスポーツに関わらず、物事の本質は楽しむこと。

ただおちゃらけてふざけることが楽しいのではなく、厳しく過酷な環境に身を置きその状況を個々やチームでどう乗り越えていくかをワクワクする様が楽しむの定義。
人生において大切な経験だと後輩たちから教えてもらったような気がする。

写真は1週間1日に複数回練習に取り組む校内合宿での1枚。各出身校や好きなチームカラーを身にまといラグビーを楽しむ姿。
先輩は後輩たちを誘って新しい文化の輪に誘う様子もSNSから見受けれた。本当に素晴らしい文化。

〜智翠館が示す楽しむ 一体感の体現〜
文化は先輩が示すものであり、後輩たちは文化を受け継ぎより良く革新させていくものである。
伝統とは革新の連続なのだ。

一体感を増すため掛け声や応援歌にて鼓舞する姿や円陣を組み歓喜を皆で共有する事は大袈裟ではなく彼らが築いた文化である。
若干15歳で親元を離れ、ラグビーや仲間と向き合う時間がそうさせる。

ボーダーレスな時代。
智翠館には全国から青年たちが集う。
スポーツの越境入学には是非があり、僕たちの世代は大阪第四代表などと揶揄された。
若くして全国各地の風習や価値観を共有できる環境から人間的成長を遂げ、現在では全国的にも貴重な人間力を高めれる高校ラグビー部の代表格となっている。

大人になりラグビーが全てではないと強く思う
でもラグビーを通して得れる経験と仲間は、人生にとって大きな恩恵を与えてくれる。
安藤先生が常にどの環境に身を置いても活躍できる人材の輩出。と背中を押してくれた成果が見えてきた。
母校の活躍をOBとして誇りに思います。
メモリアルの全国大会の勇姿が今から本当に楽しみだ。


江の川高校(石見智翠館)
ラグビー部17期生 藤岡将

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