毎日一分で読める民法基本問題9
胎児は認知の訴えを提起できないが、その母が胎児を代理して認知の訴えを提起することはできる。正しいか?
胡桃「10秒で答えてね。よーいどん!」
建太郎「おう」
1秒
2秒
3秒
4秒
5秒
6秒
7秒
8秒
9秒……
胡桃「10秒経過。どうかしら?」
建太郎「ええっと、正しいんじゃないか」
胡桃「ブー。間違いよ」
建太郎「えっ。胎児は認知の訴えを提起できないんじゃないの」
胡桃「その点は正しいわ。設問は、その母が胎児を代理して認知の訴えを提起することはできる。としている点が間違いよ」
建太郎「あ、胎児の母もまた、胎児に代理して認知の訴えを提起することはできない。ということか」
胡桃「そうよ」
民法
(認知の訴え)
第七百八十七条 子、その直系卑属又はこれらの者の法定代理人は、認知の訴えを提起することができる。ただし、父又は母の死亡の日から三年を経過したときは、この限りでない。
※問題は、ノベル時代社の肢別100問ドリルを利用しています。下記サイトから入手できます。
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