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04.きっしーさんへ

お話したいことがたくさんあって、noteでお返事を書くことにしました。

まず、わたしのnoteを見つけてくれてありがとう。
会社をクビになったことを、もはやネタみたいに書いているわたしのことを、よくないと思う人もいる、ということは理解しています。
もちろん、あなたがそんなひとではない、ということも。

でも、自分から積極的にこのnoteを読んで!ということはできない中、
何かの希望に賭け、LINEのタイムラインからに投稿をし続けたの。
そして、あなたはここにたどり着いてくれた。
そして、わざわざメッセージをくれたことを、本当に嬉しく思います。
こんな状況でもね、きっしーさんの声が聞こえてくるようで、
わたしは本当に嬉しい。

このあいだ、近所までパソコンを届けに来てもらったときは
こんな未来がくるなんて想像してなかったよね。


きっしーさんと出会った日のこと、覚えているよ。
確か、わたしの初出社の日に、きっしーさんはお休みで
その翌日に、すごく明るく声をかけてくれたお姉さんがいた。
それがあなたでした。
そう、2017年の秋のこと。
あの笑顔にほっとしたこと、わたしいまでも覚えています。

きっしーさんは、わたしの言葉をきれいだと言ってくれたけど
入社当時、わたしはかなりあなたの真似をしていました。
あの会社で生き抜く、戦う、立ち上がるためのルールのようなものを
教えてくれたのは、きっしーさんだったよ。
わたし、きっしーさんが送信したあとのメールとか、勝手に読んで結構真似してたんだよ。

きっしーさんとの思い出はたっくさんあるけど
やっぱり、下北沢で終電を逃したの、あれが最高の思い出だよね笑

もうさあ、良い年こいたおとなが時計も見ずに終電を逃すなんて
あれは最高すぎた。
いま思い出しても笑っちゃうし、にやにやしちゃうよね。
あれはたのしかった。

あれは、わたしのワンスクープなんかじゃなかった。
わたしのぜんぶに近かった。
なんでも話させてくれて、あなたは頷いて、わたしを評価してくれた。
あなたの前で、そのままの自分でいられること、ほんとうに心地よかった。

一回りくらい年が離れているのに、わたしのことを友達にしてくれたことは、本当に感謝しています。
わたしは気づいたら敬語の大半をどこかに捨ててしまい
きっしーさんと話すときは、本当にいつものわたしだったんだよ。


そういえば10代の頃、
友達がわたしのことを「悩める考える葦」と言ってくれていました。
わたしは、本質的にはあの頃と変わってなくて
でも、後ろ向きに悩むことの、生産性の低さに気づいたというか
だって、事実は事実じゃん。
朝と夜は入れ替わらないし、今回でいうならば、わたしはもう、きっしーさんと一緒に働くことができなくなってしまった。
その事実や寂しさを受け止めながらも、
違う形に変えていかなければ、わたしが苦しいだけ。
もしかしたら、ずるかったり、薄情だったりするだけかもしれないね。
ていう自問自答を、いまでも繰り返しているんだろうな。
そして、許されたいし、許したいだけだ。

わたしから見たあなたはね、本当に格好いいんだよ。
お仕事も子育ても、子育てに関しては、きっとわたしは1割未満しかあなたの頑張りを知らないんだと思うけど
その場の役割をきっちり果たして、全力投球で。
それは、本当の自分から目を背けてるんじゃなくて
いま、大事なものを全力で大事にしてるってことで、
それも、もうめちゃくちゃ格好いいあなた自身だ。
少なくとも、わたしはそう思っている。
わたしは、わたしの友達であるあなたを、誇りに思っている。
絶対にたやすいものじゃないよ。

でももし、きっしーさんがね
「本当の自分」ていうのを探しに行くんだとしたら、
ぜひね、飲みに誘ってね。
わたしはあなたの、ただの友達だから
もう職場の友達でもなくなるし笑
少し年が離れてるけど、ただの友達として
あなたのまわりの環境はさておいて、
目の前のあなたのことを、一生懸命考えるからね。
そういう時間が必要になったときは、いつでも呼んでね。


会社に入社して、2年と少し
きっしーさんのやさしさと強さに、たくさん支えられてきました。
本当にありがとうございます。
仕事を引き継ぐとき、引き継ぎ先がきっしーさんだとね、いつもすごく安心でした。
ああ、このひとに任せておけば、最後まで絶対にやりきってくれるって。
いつもいつも、本当にありがとう。
わたしはこれからも、あなたのことが大好きです。

いまのわたしの言葉の中の一部に、どこかに
きっとずっと、きっしーさんの存在があります。


うたうことから少し遠ざかってはいますが、
人前にまた立つことがあったら、ここでお知らせしますね。
気にかけてくれてありがとう。

そういえばこのあいだ、ライブの写真を見せたとき、きっしーさん泣いてくれたじゃん?
あれ、恥ずかしかったけど、めちゃくちゃうれしかったよ。
わたしのこと、こんなに想ってくれてるんだ、て。思って。

ああ、ありがとうばっかりだな。
これからもよろしくお願いします。

ああ、あと
「重すぎたらごめん」なんて言わないで!

わたしはいつも、一生懸命考えて、言葉を伝えてくれる
そんなきっしーさんのことが、大好きなんだから!


きっしーさんへ

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