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このもふもふの幸福を、世界中にプレゼントしたい

もふもふは、わたしを裏切らない。

ニトリで買った、2000円のタオルケットが幸福過ぎる。
いま調べてみたら、ブランケットという名前だったけれど、名前はなんでもいい。
とにかく、もふもふしている。

少し肌寒いようなときもある、この季節でも守ってくれる。
(もしかしたら夏に使ったら暑いのかもしれないけど、それは来年の夏に考えることにする)

包まれている、と思う。
守られている、と思う。
どんなときでも、包まれてさえいれば、「幸福だ」と思える。
「大丈夫だ」、と。

一日の中で、「幸福だ」と断言できる時間が、訪れる。
安心できるということは、なにものにも代え難い。

買ったときには「オールシーズン」の表記があったと記憶している。

季節の移り変わりは美しいけれど、「いつでも使える」という安心感を、わたしは愛している。
その季節だけに出会える特別感と、また異なった安心感。
なにも考えず、ずうっと一緒にいられる気がする。
冬になったら、毛布を引っ張り出すことになるかもしれないけれど
そのとき考えればいい。
このあとしばらくは、わたしを守ってほしい。

洗濯機で洗える、というのもいい。
晴れた日ならば、きっとすぐに乾く。
コインランドリーに入れたら、きっと100円でふかふかになってくれると、確信している。

無職だって生きていれば疲れる(ふしぎなことに)
そして、安寧を求める。
絶対なる安寧。
ここに帰ってくれば、もう安心。
いつも安心できる場所が、家の中にあったっていいじゃないか。
お金で買える幸福(完全なるお値段以上)

「今日もよく頑張ったね」と思える日も
「もう何も考えたくない」と逃げ出す夜も
必ず、守ってくれる場所。

わたしは、このもふもふを世界中にプレゼントしたい。

でも、世界中にプレゼントすることは無理だと気づいたので、
10月・11月に誕生日だった3人の親愛なる友人に、このブランケットを送った。

「しあわせ、ふかふかに包まれる」
「しあわせすぎてヤバイ」

わたしは、大切な人たちを、しあわせにすることに成功した。
ちなみに送ったのは、母親・母親の友人・同年代の男友達(妻帯者)

母親は、ソファーでごろごろするのが趣味なので、ソファーで使ってくれればいいなあ、と思っていたら、目論見通り「いまソファーで使ってます」と連絡が来た。

母親の友人は、ソファーでごろごろするタイプじゃないし、寝具もきちんと整えていそうだったから、もしかしたら邪魔になっちゃうかも…
でも、このもふもふはその上をいってくれる!と信じて送ってみたら、「今日からこれに包まれて眠ります」と連絡が来た。
わたしもいま、ベッドにおいて使っているので、「本気寝用」にも、十分対応できることが証明された。

男友達は「奥さんがよろこんでくれた!」って言ってくれたのが、とってもうれしかった〜
家に遊びに行ったことがなかったので、どんなものを送っていいか悩んでいたんだけど、「ソファーでめっちゃ使ってる」とのこと。

なぜかこのブランケット、両面で質感が異なっていて、どちらもすばらしい。
「今日はこっち〜」と、気分で選べるのもしあわせだよね、なんて
友達と話せる時間が、わたしはしあわせでした。


さあ、次はあなたの番です。

いつも頑張るあなたへ
安らぎの時間が訪れますように。


※2020/11/17 #ぶんしょう舎 課題提出のため加筆修正



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