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リスクを味方にする「内向型」戦略

人間をざっくり2チームに分けたとしたら、「外向型」と「内向型」に分けられます。

本記事は、我が「内向型」が自分の特性を理解した上で、「内向型」であるメリットを最大限に活かしつつ”幸せ”というゴールへたどり着くためのもの。

今回は、「内向型人間は、リスクを味方につける!」という内容を書いていきますので、ぜひとも読んでみてくださいね。


▼なぜ、「リスク」によって力を発揮することができるのか

当然のことながら、人間が自分のポテンシャルを存分に発揮して無双するためには、「どのような環境に身を置くのか」がめちゃくちゃ大切。

魚に木登りをさせたり、鳥に100m走させたりしても、ポテンシャルを全く発揮できずに終わるでしょう。
#ダチョウを除く

では、「内向型人間」は、どのような環境で力を発揮することができるのか。もちろん多様な環境があるのですが、本記事で話題とするのは「リスク」との関係性。

なんと、我が「内向型人間」はリスクを感じたときに力を発揮することができると知られています。

もう少し具体的にいうと、

「内向型人間は、『失ってしまう』という危機感に襲われたときにもちあわせている危機回避能力が発揮され、リスクを避けるために力を発揮することができる」

ということ。

だからこそ、内向型人間にアドバイスするのなら、「これをしないと〇〇が失われるよ…へへっ…」という感じでリスクをにおわえてあげると良いのです。
#若干のあやしさ

サッカーのペナルティキックで行われた実験がおもしろいので、簡単に紹介します。

キーパーと1対1という緊張状態を作り出し、キッカーに対して一言アドバイスをして蹴ってもらう。そのアドバイスの内容とペナルティキックの成功率を調べました。

その実験で確認された内向型向けアドバイスは、

「外さないように慎重に蹴るんだぞ!」

というものでした。逆に、

「いつも通り、思い切っていけよ!」

というようなガンガンやったれ!というニュアンスのアドバイスは、外向型の選手には効果的でしたが、内向型の選手にはプレッシャーを与えることになり、キックの成功率も上がらなかったのです。

さらに、「内向型人間は、邪魔されるような状況にも強い」ということが実験によって確認されています。

ある実験で、参加者に数学の問題を解いてもらい、その途中で映画の予告編や創造しいコマーシャルを流してわざと集中を妨げました。すると、

「内向型人間は、逸れるどころか集中力が上がった!」

なんて結果となったのです。

内向型人間は、障害物に敏感。自分の行く手を阻もうとする”邪魔”に対してしっかりと対策をとり、転んだり、落ちたりしないよう回避する能力に長けています。
#何のレース

このように、内向型の人は、「リスク」を避けることに長けており、避けるためにこつこつ細かいところまでこだわって行動することができるのです。

ぜひとも、学校や仕事で自分のポテンシャルを存分に発揮したいのであれば、リスク回避型で、こつこつ正確に積み上げていく内容を選択してみてくださいね。

▼まとめ

本記事では、「内向型の人だからこそ、ポテンシャルを発揮できる環境がある!」という内容をまとめました。

ぜひとも、内向型に誇りをもって、活躍してくださいね。


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