
【子ども×自分づくり】自分に気づく「価値観リスト」のすすめ。
即決断をモットーとしているJUNです。
このマイルールができたのは、大学生のとき。
あこがれの先輩直伝、「迷う時間に価値はない」という教えによります。「どんな決断をしても失敗するし、後悔だってするんだから時間をかけたってムダ」という何とも極端な教えに感化され、今でも即決断を心がけています。
そんな即決断人生も中盤をむかえ、なんとなく「自分の決断癖」みたいなものを見いだしたのです。
そして、あらためて、「自分の決断は、自分の価値観によるのだから、決断癖ができて当然」ということに気づきました。
ということはですよ、「決断癖」をもっと因数分解して、まとめてしまえば、自分の「価値観リスト」が完成し、なおかつ、その「価値観リスト」こそ「あなたがなりたい人間像を表している」といえますよね。
ということで、ムダに迷ったり、ブレたりしないよう「価値観リスト」についてご紹介させていただきます。
▼あの人も使っていた!「マイ価値観リスト」
「あの人」と聞くと、だれが思い浮かぶのですかね?
きっと、あなたが思い浮かべた人物とは違うとおもうのですが、ぼくが敬愛するベンジャミン・フランクリンさんの「価値観リスト」を本人にかわってご紹介させていただきます。
フランクリンさんについては、noteでも何度かご登場いただきました。アメリカ創始者の1人で、お札にまでなっている方。政治家であり、発明家。大荒れの天気にもかかわらず凧あげをして雷をビンにとじこめたかと思うと、「Time is money」という代々受け継がれる言葉をつくり出したりした人であります。
こんなスーパーマンですから、さぞかし小さい頃からエリートであったことでしょうと思いきや、結構な苦労人。
10人目の子どもとして生まれ、家庭の経済的な理由から10歳で学校をやめることに。12歳で印刷業をしていた兄に弟子入りするも、厳しすぎて家出。自分で事業を立ち上げるも立て続けに失敗…..。
このように、なかなかハードモードの時代もあったのです。
そんな苦しい時代でも自分を貫き通したところに、彼の成功の秘訣があることは言うまでもありません。
そんな人生のヒントとして、フランクリンさんが、「自分」を着実に高めていくために利用していた「価値観リスト」があったのです。
具体的にご紹介すると、フランクリンさんは、独自で13の視点を打ち出し、1週間ごとに強化チェック項目を決め、自分自身を振り返っていたのです。
そんなフランクリンさんの習慣は20歳のときに確立されました。
そして、みなさんもご存じの大活躍へつながっていくのです。
さぁ、フランクリンさんの「価値観リスト」を見てみましょう。
①食べ過ぎず、飲み過ぎない。
②むだなおしゃべりをしない
③ものをしっかりと管理。仕事は時間を決めて行う。
④やるべきことをやる。決めたことは必ず実行する。
➄むだなお金を使わない。
⑥時間をむだにしない。むだなことは絶対にやらない。
⑦うそをつかない。
⑧人を傷つけない。
⑨極端に考えない。不当な扱いを受けても怒らない。
⑩清潔を保つ。
⑪小さなことで気持ちを乱さない。
⑫好きな人を大切にする。
⑬イエスおよびソクラテスを見習う。
さて、いかがでしょう。
#insight
「こりゃ、厳しすぎる」というのは、同意見です。
しかし、ここまで「価値観リスト」をつくりあげてもらうと、お会いしたことのないフランクリンさんの人物像が微かに見えてきませんか?
そう、「価値観リスト」というのは、「こうありたい!」という願望であり、実践すればするほど、「自分」を確立できるのです。
だからこそ、13視点でなくとも、「〇〇なときは、◇◇しよう!」くらいの判断基準を日ごろからはっきりさせておくことで、
「自分って、こういうことを大切に思っているんだ。」
と、自分に気づくきっかけとなるのです。
もちろん、つくったのであれば、ふりかえりとセットになりますからね。
つくりっぱなしで放置となるのであれば、まず「決めたことを続ける」という「価値観リスト」をつくりましょう。
▼まとめ。
本記事では、「『価値観リスト』をつくっておくと、いざというときに迷わないし、自分理解も深まるよ」という内容をまとめました。
ぜひ、自分と向き合って、自己理解を深めてみてくださいね。
▼「GLSサポーター」として一緒に活動しましょう!
僕たちの「GLS」は、皆様からの「サポート」で運営されています。
例えば、「子育て」や「教育」に興味・関心のある方は、「サークル参加」なんてのはいかがでしょう。
もちろん、週1回投稿される「GLSの活動記録」を読みつつ、「GLSが成長していく様子」を読んでいただけるだけでも構いません!!
さらに、「マガジン購読」でも子どもたちの活動を「サポート」することができます。
毎日、情報をシェアする中で、「おっ、これは、ちょっと賛否を呼びそうだ!」とか、「これは、ちょっと僕のバイアス強めだぞ!」という偏った内容を発信しております!
月1ではなく、思い立ったときに、ちょこちょこ書いておりますので、マニアックな情報をあたたかく受け入れてくれる方は、こちらをどうぞ。
ぜひとも、「子どもたちの未来への投資」をよろしくお願いします!!