【メンタル】メンタルを「安定」させるために最適な「スケジュール」とは。
日々の生活で心がけていることは、「こだわりすぎない」であるJUNです。
今更ながら教師という仕事の恐ろしさは、予定の変更が多いこと。
前日に気合いを入れ、ほぼ徹夜で授業準備をし、「さぁ、やったるぞ!」と授業に臨もうとしたら、子ども同士のトラブル発生。授業したい気持ちを押さえつつ対応に当たるなんてことは日常茶飯事です。
本日は、そんな話題。
人間の仕事に対する満足感を調査した研究では、「自分が思っている通りに進めることができる。」といういわゆる「選択権」を有している人ほど、満足感は高くなるという結果が出ています。
いやいや、そんな「選択権」なんてありませんよ。という方々のため、少しでもメンタルを安定させて仕事に望む方法を調べましたのでどうぞ、読んでみてくださいね。
▶「メンタル安定」阻むものとは。
先程にもちらっと答えを書きましたが、仕事上になるべく避けたいものの一つは、
「急な予定変更。」
でしょう。
きっと多くの人が、「午前中のうちにあれやって、その後はあれで。」と自分の予定を立てていると思います。
その途中で、予期せぬ予定が差し込まれると、全ての計画を組み直さなければならなくなることもありますよね。
そして、そんな精神状態が仕事の「ミス」や「効率低下」につながるのは言わずもがなです。
教師の仕事に置き換えると、「急な予定変更」から心の安定が崩れ、「子どもへの授業」や「接し方」に影響を与えるかもしれません。
過去記事にも書きましたが、予定が詰め込まれているような状態の予定変更は地獄。あからさまに仕事効率が悪くなっていくこと請け合いです。
では、そんな状態を未然に防ぐためにはどうすれば良いのでしょうか。次章に書いていきますね。
▶急な「予定変更」対処法とは。
気になる対処法ですが、未然に防ぐという意味で効果的なのは、
「予定を開けておく。」
ということです。
ざっくり言うと、
「頑張れば全部できるというスケジュールを組むのではなく、できればやらなくていいというものは、『やらない。』と判断して、あらかじめ余裕をもたせておく。」
ことがポイントです。
教師という仕事の特性上、「予定の変更が日常茶飯事」であるということを認め、
「変更を受け止めるキャパシティを残しておく。」
という対策こそ、「自分」、そして「子どもたち」のためになるのです。
ここでおもしろい実験を一つ。
セント・ジョンズ病院は常に患者がごったがえし、施術室は満杯状態。そんな状態に医師たちは疲弊していました。
何に疲弊しているかというと、激務であるということ以上に「緊急手術の受け入れによる予定変更」が疲弊の原因だったのです。
さて、この問題を解決した驚くべき改革はどんなものだったでしょう? その答えは、
「常に手術室を一部屋使わない状態で計画する。」
というびっくり対策だったのです!!
「常に満杯状態なのに! これでは、回らないのではないか。」という懸念は、もちろんあったとのことなのですが、それ以上に、
「計画した通りに手術に取り組むことができる安心感。」
の方が勝り、医師のメンタル安定による手術の質の向上につながったということなのです。
確かに! メンタルの安定は、メリットしかありませんからね! 教育界も同じ。常に目一杯の仕事を抱え込むのではなく、多少の余地を残しておくような計画で心の余裕をもつことにより、結果的に質の高い授業、子どものケアができるのです。
▶まとめ。
本記事では、「余裕のある計画が仕事効率を上げる。」という内容をまとめました。
ただでさえ、システムエラーしている学校という現場。もちろん子どもが主役なのですが、その主役を引き立てるのは、言うまでもなく教師の仕事です。
より良い引き立て役になるためにも、「自分の心を気遣ってあげること。」は意識しようではありませんか。
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