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【子ども×支援】子どもの可能性を伸ばしたいと思う大人がしてはいけない3つのこと

「不登校をチャンスに変えていこう」と本気で思っているJUNです。

先日、こんな記事を書きました。

さまざまな困り感を抱え、「子どものため」と思ってチャレンジするも、完全な期待外れになるパターンというのは存在しているらしい。

もちろん、人生という長く短い道のりを華やかにしてくれるのは、「素晴らしい理解者との出会い」であることは間違いありません。

しかしながら、「子ども支援」をうたっているからといって、「よい出会い」にならない場合もある。

むしろ、「大人ってなんであぁなんだろう?」とこじらせて返ってくるパターンにならかっただけセーフなんて笑えません。

そんな「支援者」にならないためにも、ぼくも含めて、しかと胸に刻み付けておきたいことを3つご紹介します。

▼子どもの可能性を伸ばしたい大人がしてはいけない3つのこと。

きりがいいので、3つのことにしましたが、「もっとこんなのもあるよ!」というご意見がありましたら、コメント欄へお願いします。

ぼくが#ルーキー・スマートという本を読んで、「なるほど、これは子ども支援にも言える!」と納得したことは、こちら。

①限界を決めない
②自分の道を歩かせない
③「大人」という立場を使わない

このようにまとめてみました。

それぞれ、さくっと見ていきましょう。

①限界を決めない

突然ですが、「限界」を決めるのはだれでしょう。

そう、「自分自身」であります。

どの本に書いてあったのか見つけられなかったのですが、マラソンのゴール直前で、「きりがいいタイム」だと底力が出ることが知られています。

極端な例ですが、「がんばれ!ここでふんばれば5時間をきれるぞ!」というタイミングであれば、人間は力を発揮します。

しかし、すでに5時間が過ぎて1・2・3とカウントアップしている状態では、ぎりぎりを攻めているときの底力を発揮することは難しいのです。

#ルーキー・スマートには、1600m走の例が載っていました。

1945年、スウェーデンのグンダ―・ヘッグさんが4分01秒04という大記録を打ち立てて以来、この記録を破る人はしばらくあらわれませんでした。「もはや人類には、無理なのでは・・・。」とみんなが信じていたらしいのです。

しかし、そのときはやってきました。

9年後の1954年。オックスフォード大学の医学生、ロジャー・バニスターさんが、3分59秒04と、「4分の壁」を打ち破ったのです。

すると、どうでしょう。

46日後には、その記録を打ち破る選手が現れ、それ以降は、次々と3分台で走る選手が続出したのです。

何が言いたいのかというと、「限界」を決めてしまうと本当に「限界」となってしまうということ。

子どもと接するときには、「それは無理でしょ。」という勝手な判断は絶対にしてはいけないのです。

②自分の道を歩かせない

これは、この記事にも書いたこと。

「子ども」と「大人」という関係性になると、どうしても「子どものためと思った口出し」をしてしまいがちになりますよね。

もちろん、子どもさんが求めるのであれば、大人としての考えをシェアするのは有益でしょう。

だからといって、「自分はこうだったから。」という狭い価値観で子どもさんの進んで行く道を決めるのはやりすぎだとも思います。

最近は、「予測不可能な時代」なんて言われるように、大人の経験値がどれほど役に立つのかだれも判断できません。

だからこそ、子どもが覚悟を決めて歩き出したのであれば、応援してあげようではありませんか。

③「大人」という立場を使わない

もう読んで字の通りなのですが、必要以上に「大人に任せておけ」的な特別感を出さないということです。

「大人」+「先生」なんてのは、子どもにとっては結構協力なもの。

ぼくも小さい頃、父親とけんかして、泣きながら「先生が、そういうことしちゃいけないって言ってたよ!」と、先生の価値観を父親とのけんかに挟んでいたことがありました。

結局、「先生だからって、言ってることが全部正しいとは限らないんだ!」と小2に投げかけるにはなかなか難しい理論で幕を閉じたのですが、思い返してみれば、一理あるなとも思います。

何はともあれ、ちゃんと受け取ろうとする子どもさんほど、「大人の言うことだから」と受け入れてしまいがち。

だからこそ、謙虚に接する必要があるのですね。

▼まとめ。

本記事では、「子どもの可能性を応援したいのであれば、この3つはやらないようにしよう!」という内容をまとめました。

どれも、自分自身に向けられているような気持ちであります。

ただ、自分を超えていく子どもになってほしいと願うのであれば、どれも大切だと思いますので、ぜひとも、意識してみてくださいね。



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