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子どもの「目標」を「達成」に導くために教師や親にできること。

日々、やりたいことが溢れだし、全てやりきれないことに悶々としているJUNです。

あなたは1日を使いきっているでしょうか? 僕のようにやりたいことはあってもできていないと感じているのなら、1日の時間配分を見つめ直す必要がありそうです。共に精進していきましょうぞ。

本日は、そんな記事。

「やりたいことに向かって進むことができていないお子様に対して、身近な大人が一肌脱げないか。」という内容をまとめました。ぜひともお読みいただき、効果的なアドバイスをしてあげてくださいね!

▶前提として。

さて、「お子様を確かなゴールに導く方法。」を紹介する前に前提を確認しておきましょう。確認すべきことは、「お子様がどんな目標に向かっていきたいと考えているのか。」ということです。

・算数のテストで100点をとりたい。
・絵を上手に書きたい。
・サッカーでゴールを決めたい。

などなど、思い付くことはたくさんあるでしょう。

しかし、「思いつき」のままで終わらせてしまうのはいただけません。思いつきのままで終わりにして行動を起こさないからこそ、目標は達成されないのですから。

過去記事にも書きましたが、大切にしたいのは、

「目標に向かって進んでいる感。」

です。

日々の一歩は確かに小さいものです。しかし、その一歩を積み重ねられるかどうかが「いつか訪れる目標達成という結果」につながるのです。

このようなことを前提として、

「本当に毎日の貴重な時間を使ってでも達成したい目標なのかどうか。」

ということを、お子様と確認した上で次のステップに進んでくださいね!

▶1日の予定の中に「行動」として落とし込む。

さて、子どもが自らが目標を設定したらいよいよ大人の腕の見せ所です。
ざっくりと手順を示すと次のようになります。

①ゴールを設定する。
②ゴールの期限を決める。
③目標を分割し、毎日取り組めるレベルに落とし込む。
④毎日の取り組みを認め、称賛する。

これでOK! もう目標は叶いました! おめでとうございます!! では、長くならないように説明します。

①の「ゴールを設定する。」は、前提の部分で多くを述べたので割愛し、②の「ゴールの期限を決める。」ところに進みましょう。

例えば、「算数のテストで100点を取りたい。」ならば、次のテストが最初のゴール地点になります。わりと結果が出るまで時間がありません。逆に「絵を上手に描きたい。」のであれば、目標がざっくりなので、「一週間後に描いた絵を比べてみよう!」のように、親御さんから目標がどれだけ達成されているのかが確認できる機会を提案してあげる必要があります。繰り返しますが、「日々、上手くなっているという実感と、結果的に上手くなったという事実。」が必要不可欠なのですから!

さて、一番重要な③「目標の分割」に話を進めていきましょう。ここが、最大のポイントなので大人の本気を見せてあげてくださいね!

簡単に言うと、「毎日どれくらい頑張れば目標達成に繋がるのか。」を考え、「毎日達成する小さなゴール。」を設定してあげるということです。

例えば、算数のテストであれば、テストに出ると思われる問題を全てできるようにしなければ100点の可能性は遠ざかります。そこで、どのような問題が出されても対応できるように一しきり確認しておかなければなりません。しかし、一度に全てをやるのは、途方に暮れてしまうでしょう。

だからこそ、毎日の生活の中に算数の勉強をする時間を設定し、無理のない範囲で進んでいくことができる「スモールゴール」をつくるのです。小学生の場合は、教科書を見ると算数の問題のバリエーションが一目瞭然です。その問題をお子様と相談しながら「1日にどれくらい進めるのか。」を共に考えてあげましょう!!

絵の場合は、得点のような制度が出されないので、視覚的に「進んでいる感。」を出しましょう。簡単なのは、1日1枚描くという目標を決めたのなら、「書いた作品を家の中に掲示していく。」ような方法はすぐに取り組むことができるでしょう。「頑張りが積み重なって努力量が視覚的に確認でき、さらに絵が上達していることも分かる。」という一石二鳥ですね!!

ラストには、モチベーションの部分のケアですね。小学生を設定しているので、外部からの働きかけは必要不可欠でしょう。④に書いたように「毎日の取り組みを認め、称賛する。」ことで、「昨日の自分よりも今日の自分は成長している!」というモチベーションを高めてあげるかかわりが継続のかぎとなるのです!!

▶まとめ。

本記事では、「小学生の目標達成は、親子ともども二人三脚で!」という内容を、まとめました。

冒頭で「時間がない。」とまるでスーパースターのような言い訳をしましたが、冷静に自分の生活を振り替えると、意外と隙間時間があることに気がつくでしょう。

やりたいことがありすぎてできない人にとって、そのような隙間時間を見逃さないことか大切なのですが、小学生の子どもがその時間を見つけて生活リズムを自ら整えていくなんてことは難しいでしょう。

だからこそ、「時間の使い方。」を教えてあげることも、大人としての役目なのです! 「よりよい時間の使い方を判断できる能力。」を身に付けることができた時点で、「目標達成へのカウントダウン。」は始まっているのです!!


音声もできてます。


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