【働き方】「制限」がもたらすメリットとは。

若い頃は、何の「制限」もなく働いていたJUNです。

自分の思うがまま、自分がやりたいことに100%コミットしていた若手時代。今でも「あの頃は、頑張っていたなぁ。」なんて思う今日この頃。

本日は、そんな話題。

そんな話題だからとって、「若い頃の方が良かった。」という話ではございません。「今が最高!」という話題です。

では、何が「最高」なのかと言うと、いろんな「制限」にまみれているこの状況のことです。

実は、「何の制限もない自由気まま」は、注意すべきことがいくつかあります。もちろん、「自由」なので、注意するかどうかも「自由」なのですが、「効率」とか「達成度」が少しでも気になる方は、読んでいただけたらと思います。

▶「制限」することのメリット~時間編~

学習でも仕事でも言えるのですが、「制限」があるということは、意外と大きなメリットがあります。

教師という仕事ももれなくなのですが、「制限」をつけないと「際限なく続けられてしまう。」というところに特徴があります。

世間でいうところの「ブラック」と言えばそれまでなのですが、通常のブラックとは違って、「望んで長時間仕事をしている人」の割合は、多いように感じます。

しかし、「望んでいる」からと言って、「長時間労働」が良いかと言えば、それはまた別の話。

やはり、24時間という平等に与えられた「時間」を「どれだけ自分のために充実した使い方ができるか。」ということが、教師人生に深くかかわってくる場合もあるのです。

子どもたちに「与える」チャンスのある教師だからこそ、「人と違った人生経験」が大いに生きてくるはずですものね。

そう考えると、「教師」こそ「学校」から飛び出して、自分の興味があること、いわるゆる「趣味」にとことん打ち込んだ方が、子どもたちにとっても何かしら還元できるものがあるのではないかと思うのです。

余談が過ぎましたが、ここから本題。そんな「自分のための時間」を作り出すためにおすすめの方法は、

「時間制限をつける。」

ことです。

これは、過去記事で「制限時間を設定することで学習効率が上がる。」という内容を書きましたが、そこにも通じるものです。

自分の中のMYルールで構いません。例えば、

「定時で帰る。」

というように「制限時間」を決めてしまいます。

その「制限時間」を決めたところから戦いの始まりです。

日々のタスクをどのように処理し、どれだけ不慮のタスクを抱え込まないように作業するか。そして、どうしても避けられない不慮のタスクを処理する余白をどのように残しておくかなど。

今までの自分の働き方を見直す必要性に迫られること間違いなしなのです。

弱気なことを書いておくと、僕自身も「毎日定時」とはいけません。しかし、「目指している」ことで、仕事の効率は格段に上がること請け合いです。

▶「制限」のメリット~資金編~

現在絶賛クラファン挑戦中でして、「資金」という言葉には、非常に敏感になっているので、「資金面も制限があったほうがいいよ。」という記事をかいておきたいと思います。

「いやいや、資金は潤沢にあったほうが良いでしょ!」

と思われる方もいると思います。

もちろん、「あった方が良い」でしょう。しかし、「制限」することにより「クリエイティブな考えが生まれる可能性」を高めることもあるのです。

例えば、映画監督のフランシス・フォード・コッポラさんは、

「映画の予算が少なければ少ないほど、大胆な賭けができる。」

と宣言しています。

1つだけおもしろいエピソードを紹介させてください。ある映画の舞台となった「マルタ共和国」で「右ハンドル」のタクシーが必要だったことがありました。

資金が潤沢であれば、別の国から「右ハンドルタクシー」を空輸すれば良いのですが、そうともいきません。

考えたコッポラさんらは、

「タクシーを運転する俳優の髪の毛の分け目を反対にし、小道具チームにタクシーの屋根のナンバープレートを左右反対につくってもらった。」

のです。

そして、何をしたと思いますか? この発想がとてもおもしろくて、

「撮影した映像を逆再生して使用した!」

のです!!

何と「クリエイティブ」なのでしょう!!

このように、「制限」された状況で「何とか実現したい。」というものが出てくると、人間はもち前の「クリエイティブさ」を発揮して問題を打破する力があるのです。

「子どもに与えるおもちゃは、なるべく絞った方が良い。」

という結果もあるほど、「制限する」という手立ては、人間を「クリエイティブ」に変えてくれるのです!!

▶まとめ。

本記事では、「クリエイティブさを求めるなら、敢えて制限しよう!」という内容をまとめました。

記事を書きながら考えて「なるほど!」と自分で納得してのですが、

「学校」というある意味制限された環境において、これまで「やりたい!」と思ったことがあると、「この制限された状況をどう打破するか。」と考えてきたことを思い出しました。

少し大きな視点で偉そうに書くと、現代は、「制限」されたというよりも「過剰」に供給されている部分が多くあります。

もちろん、「便利さ」を追求すると言うことは、人間の知恵の集合体なので素晴らしいことでしょう。

しかし、「不便さ」や「歯がゆさ」を感じることができなくなってしまったら、人間の「クリエイティブさ」は、どこから生まれてくるんだろうなぁなんて思ったりします。

だからこそ、「子ども」をクリエイティブにするための「制限」は、子どもにかかわる大人側から設定してあげる必要があるのだなと思います。

ぜひとも、与えすぎるのではなく、「足りないならどうしよう?」と思考できる場面を日常生活の中に取り入れていきましょう!!


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ぜひとも、共に「自己実現」を目指しましょう!
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