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令和2年度 学級経営方針!

いよいよ新年度が始まって2日が経ちました。新しい子どもたちとの出会いを思い描き、モチベーションが高まっています。そこで、今年度子どもたちと共に取り組みたいことを書こうと思います。まだ、子どもたちに会えていないので気が早い気もしますが、目標は途中で修正すればよいので、自分に向けてという意味もこめて書きます。

学級の「核」としたい考え方。

初日の自己紹介の中で伝えようと思うことです。何を隠そう、昨年度の子どもたちを再び担任させていただくので、「初めまして。」の子どもたちは、転入生以外いません。自分のやり方や考え方を大分熟知している子どもたちなので、伝えることは、シンプルに。

①否定語禁止
②何でも「いいね!」
③「成長できる」と信じる

の3つにしました。テーマは、「承認」です。昨年度は、「聴く」ということがテーマでした。とにかく意欲が高い子どもたち。高すぎるあまり、説明が終わるまで待てないんですよね。そこで、「聴く」ことの大切さを一年間かけて伝えてきました。今年度は、持ち合わせた「活動力」を前面に出して、どんどん「挑戦」してほしいと思っています。しかし、挑戦を阻むものは「思春期」という大きな壁です。「挑戦」の頼れる味方となる「素直さ」が失われつつある年ごろ。だからこそ、友達の挑戦しているきらきらした姿を面白く思えなくなることもあります。だからと言って、心無い言葉で友達の成長機会を奪ってはいけません。それを見越して、「否定語禁止」「何でも『いいね!』」の考えを学級内に浸透させていこうと思う作戦です。本当は、ありますよ。守ってほしい細かいことがたくさん。だけど、たくさん約束すると、子どもも教師も苦しくなるんでね。必要最小限で覚えてられるキーワードにしてみました。みんなで、「いいね!」して、承認の空気感溢れる教室をつくり出し、自分の可能性を信じて「挑戦」できるような環境をつくっていこうと思います。

学級の「核」となる学習

とにかく行動力のある子どもたち。だからこそ、核となる学習は、国語、算数でもなく、理科、社会でもない「総合」でいきたいと考えています。昨年は、コンサートを開きました!この学習で教師としてねらったことは、「自己実現」。自分たちが企画したコンサートに、自分たちで集めたお客さんの前で、自分たちが歌を歌ってもてなす。という「自分」を前面に押し出した計画。おかげさまで、学校の90%の子どもたちがお客さんとして来場してくれました。活動はそこで終わることなく、地域へ飛び出し、ケアプラザの方々へ披露するまで継続することができました。

「歌」を教材として取り組んできた子どもたちに今年度は、「写真」をテーマに活動を企画しています。とはいっても、子どもたちが主体になって活動しなければ全く意味がないので、教師が計画を立てすぎてもだめなのですが、何も決まっていない状態で「今年の総合どうするよ?」と振っても、スタートがもたついてなかなか軌道にのりません。子どもたちは、自分で進めているつもりだけれども、教師側がある程度の方向性をもっていないと迷走するので、この休校期間の時間を使い、構想が固まってきました。活動のゴールは、地域の展示スペースをお借りして、「メモリアル写真展」を開催することです。そのために、プロの写真家の方に技術を学ぶことができるよう手配済みです。果たして、教師が設定したゴールまでたどり着くことができるのか・・・。楽しみです。

夢は広がるばかり!今年度も子どもたちと共に楽しい企画を立ち上げ、「社会」と関わりながら活動を推進していこうと思います!活動の進展は、また書かせていただきますので、面白いアイデアがあったらコメントください!

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