Handsomeboy Technique

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ローリング・ストーンズとアニソンが好きな85位の人

この上のやつ、1970年代くらいから最近まで、50年間くらいに発表された日本人のアーティストの全アルバムの中で、海外の人から85位に選ばれてるのとか、俺凄くない?俺の下の86位、パフュームだよ?ここで選出された100枚のアルバム中で一番売れてないの、明らかに俺のやつだよ?明らかに俺が一番貧乏だよ? 僕は、正気を保って生きていく為に、これまでの自分の人生で人に自慢できる事をリストアップしていて、これまで16個あるのですが(自慢できない事も同じくらいありますが)、これは17個目

    • 『テレストリアル・トーン・クラスター』の事

      1st.アルバムをリリースした後に、岡山から京都に引っ越した。レーベルのある京都にいた方が活動しやすいし楽しいと思ったからだ。 アルバムをリリースしたら、色々とリミックスの依頼が来た。中でも、ピチカート・ファイヴ解散後のカットアップ・アルバム参加の依頼が来た時は、本当に嬉しかったっていうか、なぜ俺?って感じだった。ピチカート・ファイヴちゃんと聴いたことないんだけど…あれは女が聴くもんじゃ…なんて失礼な事を思ってたけど、全アルバムの音源がCDRで届いて全て聴いたら、めちゃ好き

      • 『アデリー・ランド』の事

        よく考えてみたら、そもそものきっかけは藤原だった。当時、岡山のJAMというクラブでエスカレーター(現BIG LOVE)の仲さんとかをゲストに呼んでイベントをやってた奴。人間嫌いの嫁も気に入ってた数少ない人間で、今まで会った中で最もふざけた人間、藤原。 藤原は何故か僕の事を気に入ってくれてたらしく、何度かイベントのゲストに何度か呼ばれた。そして、当時はまだハーフビーではなく、「京都のレコード屋のZESTの店員』でしかなかった高橋君がゲストとして呼ばれた時も誘われた。客は10人

        • 「抱きしめた」の事

          新しいアルバムを作る前、一度だけミーティングをした。レーベルオーナーの小山内君と、その後「共同プロデューサーやってくれや」とお願いする事になるハーフビー高橋君と3人で。 僕は「今までは外国人にヴォーカル依頼してたけど、今回は実際に自分が会った事があって、しかも俺の事を嫌いではなさそうな人に。例えば曽我部さんとか」と言った。 曽我部さんとは何年も前に京都のメトロでのイベントの時に初めて話して、昔よく行ってた岡山のレコード屋の話をしたりとかして楽しかったし(曽我部さんは当時香

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        ローリング・ストーンズとアニソンが好きな85位の人

          れんあいの事 3

          一目惚れをした事があるだろうか?僕はある。僕は26歳で、相手は高校生。僕の3rd.恋愛、結婚編。 当時、僕は岡山の潰れかけのビルの1階でレコード屋を経営していた。そのビルの地下はクラブで、僕はそこで毎週DJをしていた。 ある日、その僕の店に1人の女の子がやって来た。制服を着た高校生で、それまで出会った人類の誰よりも可愛いかった。そしてその女の子を見た瞬間に「ああ、多分この娘は友達いないんだろうな。自分の趣味とか考えを共有出来る人もいなくて、学校にも全然行ってないだ

          れんあいの事 3

          れんあいの事 2

          高校を卒業してすぐに出来た初めての彼女は、大阪の美容師の専門学校に通っていて、僕は毎月その女子寮に忍び込んで…と前回の続きを書いていこうと思ったけど、長くなりそうな割に面白くなさそうだったのでやめた。かと言って、この後の話が面白い保証はないけど。 端折って、その彼女との結末を。同棲を始めて4年経った頃に突然彼女は「わたし中国へ留学に行く」と言った。僕は「えっ!なんで!中国とか興味あった!?ていうか俺たちこのまま結婚するんじゃないの!?」と我を忘れ…という事も無く、「へぇー良

          れんあいの事 2

          アニメの事

          僕はアニメが大好きだ。引くか?どうせ引くんだろ?でも僕、多分「音楽好き」なあなたよりも音楽好きだし詳しいですよ?10代の頃シルヴァー・アップルズとか裸のラリーズとかステッツァ・ソニックとかフェラ・クティとかアインシュテュルツェンデ・ノイバウテンとか好きで、今は『宇宙よりも遠い場所』も好きですよ?どうだ!俺の方が好きなものが多いぞ!ざまーみろ!ざまーみろ! 落ち着こう。少なくともこれを読んでくれている人は敵ではないはずだ。 きっかけは忘れたけど、たぶん10年以上前から毎日ア

          れんあいの事 1

          このnoteの1回目に書いた様に、中高生の頃の僕は、このnoteの1回目に書いた様な人間だったので、モテなかった。中2の時、バーズとキンクスが好きで音楽的趣味が共有できていた友人、ゲロに彼女が出来た。ショックだった。当時、僕は、ゲロと自分の違いを考えた。 ゲロはブルース・スプリングスティーンが好きで、僕は好きじゃない。お年玉をもらった僕たちは3時間位かけてママチャリで岡山市内に行き、ゲロはエルヴィス・プレスリーみたいな、腕にフリフリの付いたダサい皮ジャンを買い、僕はライ

          れんあいの事 1

          ははの事

          珍しく昼寝をしたら、珍しく母親が夢に出てきた。夢の中での彼女は若く、穏やかな表情で僕に語りかけていた。語っていた内容は覚えてないけど、久々に母親の事を思い出した。ついでに、自分が幼い頃に誘拐された事実がある事も思い出した。母親は10年程前に死んだ。首吊り自殺だった。 夢を見た今日は偶然にも母親の命日なので、彼女の事を忘れない為にも書き残しておこうと思う。というのは嘘で、命日は「ポッキーの日」だし、たまたま夢で思い出したから書いてるだけだ。 自殺した理由は少し複雑だけど、簡

          おんがくの事

          僕が他の誰かに与えられるのは「僕の事」しかない。なので、僕は今こうして文章を書いているし、僕はたまたま音楽を作れる能力を持っていたので音楽を作る(10年に1度程度)。そしてそんな僕は、アーティストとしては超底辺だ。しかし、自分が作って来た音楽に誇りを持ってるし、過去リリースした2枚のアルバムも、これからリリースする新しいアルバムも、自分にとっては、過去に聴いて来たどの名盤をも上回る名盤だ。『サージェント・ペパーズ』も『ベガーズ・バンケット』も『スクリーマデリカ』もマジで超えて

          おんがくの事