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ノークレーム・ノーリターンの話

こんにちは。
ハンドメイド作家のnezuです。

最近はかなり減ったと思うのですが、昔オークションサイトなどで頻繁に使われたこの言葉…。そう、「ノークレーム・ノーリターン」。
未だに使っている作家さんいませんか?
今日は、そんな「ノークレーム・ノーリターン」のお話です。

ノークレーム・ノーリターンって?

ノークレーム・ノーリターンとは、買った人が「届いた商品に対してクレームをいれたり、返品することを禁止する」といったことを表した言葉です。
まだ個人間の取引が活発ではなかった頃、オークションサイトなどで「ノークレーム・ノーリターンでお願いします」などという使われ方をしました。

当時は、個人間取引をする人があまり多くなかったため、このような言葉がよく使われたのですが、最近のハンドメイド販売サイトでは禁止されている文言になっています。

販売することには責任が伴います

ハンドメイド作品を販売することが、個人的な趣味のような活動だとしても、作品の品質には十分に責任を持たなくてはいけません。
販売する際に作品について虚偽の記載をすることは論外ですが、もしもお客さまから到着した作品について不具合などの問い合わせがあった際には、しっかりと説明することや不良品であればお詫びをし、返品や返金・または代品を送るなどの対応が必要です。

トラブルに遭いたくないからと言って、「ノークレーム・ノーリターン」などという注意書きをすることは、かえって無責任な印象を持たれるほか、素人作品ならどんなことも許されるといった印象を与えかねません。

ヒューマンエラーは起こり得る

どんなに優れた人も組織もミスをしてしまうことはあります。それは仕方ないことです。人が行う限りミスを「ゼロ」にすることはできません。しかし、ミスを限りなく「ゼロに近づける」ことはできます。

万が一、不良品やお客さまからの問い合わせがあったときには、真摯に受け止め、説明や必要があればお詫びをし、改善していくことが大切です。


いかがだったでしょうか。
ハンドメイド作品を販売することが気軽にできるようになりましたが、双方が気持ちのよい取引が出来るような販売を心掛けたいですよね。

今日もご覧くださり、ありがとうございました。
それでは、また次のnoteでお会いしましょう。バイバイ!

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