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強い個人の集団からチームに(2)

こんにちは。株式会社HandiiのCTOの森(@IgnorantCoder)です。

現在Handiiでは、まもなく誕生する法人向けウォレットカード「paild」の開発を、さらに加速させるためにエンジニアを募集しています。そして、ありがたいことに多くの方に「paild」に興味を持っていただき、お会いする機会を頂戴しています。
そういった中で、「もう少し弊社のことについて事前に知ってもらえるコンテンツがあったほうがいいかな」なんて思いまして、ゆるゆるとこのような記事を発信していくことにしました。

とまぁ、ここまでは、いつものやつですね。コピペです。コピペは偉大な発明ですね。さて、前回はHandiiのエンジニアリング組織が、どうなっていこうとしてるのかということについて、ざっくりとご説明させていただきました。今回はHandiiでエンジニア採用に向けての取り組みについて、少し書かせていただきます。

Handiiのエンジニア採用の歴史

まず、Handiiは約2年半前、僕と代表の柳(@Handii_Yu)の二人と、外部委託のデザイナーさんにお手伝いしてもらうことにしてスタートしました。

当時は何をやるかも決まっておらず、1年ほどは、今の事業とは全く関係のないことをやろうとしていたり、長らく迷走しながら、開発関連のことは僕一人でやっておりました。しかし、その後ピボット先を模索し「paildをやろう!」と決めてから、描いたロードマップは僕一人では、とてもできそうにありません。「仲間を集めなくては!」とエンジニア採用も僕がやっています。

はじめは、エンジニア採用の経験が全くなかったので、まず何からすればいいのかもわからずとても困りました。知り合いに声をかけてみたり、Twitterで気になった人にDMをしてみたり、求人媒体に出稿してみたりと色々と思いつく限りのことを手当り次第やってみました。

時には、エンジニアは焼肉が好きらしいと聞きつけて、繋がりを持てたエンジニアと、2週間毎日焼肉に行っていた時もありました。僕ももともと焼肉が好きで、Handiiのメンバーに「焼肉なら毎日食べれるよ」と言っていましたが、あれ以降は言わなくなりました。お察しください。エンジニア採用担当の方からは怒られそうな採用手法ですが、これでも必死でした。

かくして、2019年2月には、当時目標としていた採用人数に達し、第一期エンジニア採用期は、とても優秀なメンバーが集まってくれて、良い形で幕を閉じました。

それから、今の形でしばらく走っていたのですが、ローンチまでのタスクもだいぶ見えてきました。

そうすると、これまでローンチに漕ぎ着けることで頭がいっぱいでしたが、いよいよ運用・保守・改善・新機能開発もい~っぱいあるというのが目に見えてきました。

エンジニア採用を、またやろう!

またエンジニア採用を再開することになったわけですが、採用活動をするといっても、前回と今回とでは状況が違います。

前回は、僕が一人で選考基準や一緒にやっていけそうか決めればそれで終わりでした。しかし、今回は強い既存メンバーがいる中で、新たなメンバーを募集するので、僕を含めた開発メンバー全員で合意形成する必要があるわけです。

そのために、じゃあ結局どういうロールの人がほしいんだっけ?何人必要なんだっけ?いつまでに採用してほしいんだっけ?みたいなことを、現メンバーと話し合う場を設けました。ちなみに、現時点でも人事やエンジニア採用の経験をもった人はいません。

しかし!この議論は思わぬ方向に進みました。結局1週間近くかけて、あーでもない、こうでもないと話し合いをし、最終的には「僕たちってどうなりたいんだっけ?」というところにたどり着きました。

この話を外部の方にすると、「そりゃそうでしょ…...ジョブディスクリプション書けないし、カルチャーフィットとか見れないじゃん」と言われることもあるのですが、僕一人で始めていたら絶対に出てこない結論だったので、これは本当にやってよかったと思います。

そして、Handiiはどうなりたいのか?

さて、どういう結論になったかというと、大きく2つ。1つは「エンジニアリングをちゃんとする」、2つめは「より良いチームを目指す」というものです。当たり前のことができていなかったのです。

エンジニアリングをちゃんとする

1つめのエンジニアリングをちゃんとするというものですが、先日の記事でもお伝えしたとおり、現在は目の前の大量のタスクを各人が打ち返すというような進め方で、、これを是正したいなと思っています。
是正にあたってのポイントは「リスクマネジメント」と「プロジェクトマネジメント」の2つだと考えています。

メンバーの中に潜在的に存在する、というレベルのものでも、実際に起こると、それが突然現れたように見えて、現場が混乱します。
何かが起きてしまうこと自体は、仕方がないかもしれません。ですが、転ぶかもしれない→転んだら病院にすぐ行くと決めておく→かかりつけの病院を決めておく、といったようにと事前に解決フローを話しておくことで、柔軟なコントロールがきくはずです。最近は、このあたりを整理することを目標にしています。

リスクマネジメントがきいていれば、スケジュールやリソース配分、プロジェクトマネジメントにも大きくネガティブな影響は及ぼさないはずです。ここは改善していきたいという気持ちが非常に強いです。

より良いチームを目指す

2つめの「より良いチームを目指す」ですが、これはエンジニアリングに集中できるように組織として健全な状態を保っておきたいというのと、変えるべき部分は変えていきたいというような趣旨です。

組織にとって重要なことは、変化に適応した行動をとり続けるということです。成長に貪欲なスタートアップにおいて、ずっと同じことをやっていけば良いということはありえません。
変化を察知することは、前述のリスクコントロールやプロジェクトマネジメントの領域だとして、自分たちにとって何が最適なのかということを考えることはまた別です。そして、成長して変化を遂げる過程では、「フラットに議論ができる」ということが大切だと思っています。これは、今できていると自信を持って言えることです。変だと思ったことを「変だよ」と言えたり、誰が言ったからとか、わかっていないはずだという思い込みもなく、みんなが真剣にプロダクトに向き合える状況を保つことが大切。

この、今できている強みを軸に、自分たちにとって何が最適なんだっけ?というところを突き詰め、まだまだ完成されていないHandiiのカルチャーを良いものに変えていくのです。

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Handiiでは、シンプルな開発業務だけではなくて、こういった部分でも一緒に頑張ってくれるエンジニアを大募集しています。少しでも興味を持っていただけたらお気軽にご連絡ください!


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