【漢詩】星野源「季節」と柳
授業動画の撮影・編集を行いましたが、コレについては別記事に書きました。
YouTubeから流れてくる僕の声を聞いて、息子が不思議そうな顔をしていました。
「お父さんどこにいるの??」
さて、今日はJ-POPと漢詩について。
星野源「季節」
前田敦子主演、山下敦弘監督の映画『もらとりあむタマ子』の主題歌だそうです。
冒頭の「柳」が印象的な歌詞なのですが、なぜ「柳」なのか…
以下に、漢詩をふたつ紹介しておきます。
王維「送元二使安西」
渭城朝雨潤軽塵 客舎青青柳色新
勧君更尽一杯酒 西出陽関無故人
杜牧「独柳」
含煙一株柳 払地揺風久
佳人不忍折 悵望回繊手
「柳」の表現は、送別の際に楊柳の枝を取って輪をつくり、旅立つ友へ贈る習慣に基づいています。(「折楊柳」という楽府題がある)
「季節」の歌詞ついては各自で考えてください。
かつて生徒がJ-POPの歌詞を分析する同好会を作ってレポートを提出してくれていました。受験に縛られないで幅広く勉強を楽しめる本当に優秀な子でした。
「J-POPを入り口として古典を勉強する」というのはいいなと思うので、これからもアンテナを張っておきたい。テレビ見ないけど、情報求む。
安倍首相が星野源さんの動画とコラボして炎上していましたね。僕は大丈夫かな…??笑
安井直人
続きをみるには
残り
0字
¥ 200
皆さんのサポートで、ハンドボール普及のためのイベント企画やハンドボールに付加価値をもたらすアイデアを広めていきたいと思います!よろしくご支援ください。