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人が繋がる街、平塚。~初めての湘南ベルマーレフットサルクラブ観戦記~



このnoteはハンドボーラーの僕がFリーグ第10節、湘南ベルマーレvsエスポラーダ北海道の試合を観るために、初めてトッケイセキュリティ平塚総合体育館に行ってから帰るまでの体験・感想を、つらつらと記したものです。

まだ行ったことのない方にはこれからの参考に、ファン・サポーター、選手・スタッフの方には「初心者はこんなこと思ってるんだ」と知ってもらえたら嬉しいです。

※有料のnoteに設定していますが、最後まで無料で公開しています。

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今回は湘南ベルマーレフットサルクラブの試合を初めて観戦しました。

初めて、と言ってもJリーグで何回か平塚に足を運んでいるので謎の安心感を感じつつ、フットサルならではの素晴らしい雰囲気を体験することができました。

また、今回は初めての取り組みとして観戦仲間を募集しました。

おかげで、一人では体験できないことを多く感じとることができました。繋がりが増えていくって、いいよね。
ますます、平塚の街が好きになりました。


では、書いていくよー。

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⚽出発~会場到着

出発と言っておきながら出発前のことを書くのだけれども、そもそも何故Fベルマーレを選んだのかの話。
理由はシンプルで、前からフォロワーさんに誘われていたからです。

Jベルマーレを観に行く度に、「ぜひFも!」とたくさん声をかけていただきました。
誘われたら行くのが坂です。競技問わず、他クラブの方のお誘いもお待ちしております。

ということでスケジュールを調整して、都合が着いたのが、もはやホーム感すら感じている平塚開催の7/20(土)でした。

チケットは前日に近くのローソンで買って、準備万端です。


やっと出発です。
家を出たのは9時半くらいでしたが、出発前に平塚周辺にあるおすすめの昼ご飯をサポーターのみなさんに聞いてみました。

ベルサポのみなさんはとても優しいですよね。
すぐに拡散してくれたり、直接教えてくれたり、、感謝感激です。

これがきっかけで、湘南ネクシススタジアム(ネクスタ)のヨシさんが声をかけてくれて、一緒に食べることになりました。

ネクスタは平塚駅すぐの商店街にある酒場で、飲みながらスポーツ観戦やみんなでワイワイできる楽しい空間です。
試合前後でベルサポの憩いの場となっているのですが、初見さんやアウェイサポーターも大歓迎なところがとっても素敵。僕が初めて一人で行ったときも暖かく迎えてくれました。
ぜひ、ベルマーレの試合を観るとき、観た後はネクスタに寄ってみてください!

ヨシさんがご馳走してくれたのは、「花水ラオシャン本店」のタンメン。
ベルサポや選手行きつけのお店みたいで、極細麺に少し酸味の効いたスープがクセになる一品です。

なにより大将の人柄の良さが半端ない…。
初めて平塚に行く人は、ぜひ!

お腹を満たして、そのまま会場へ。

会場はJのホーム、BMWスタジアムがある公園内にあるのですが、いつもJの試合であるような賑わいが無く、少し寂しさを感じました。
でも、芝生の広場で遊ぶ子どもたちの光景はやっぱり好き。
あの子たちが大人になるときには、JもFも、今より何倍も盛り上がっていることを期待しています。

⚽~試合開始


体育館内に入ると冷房がしっかり効いていて、歩いてきて汗をかいていた身体を気持ちよく冷やしてくれまして。
加えて、観客の「これから試合が始まる」ってワクワク感が熱量になって、すごく心地がいい。あまり上手く文字にできないけど、いい雰囲気ってことです。

ここからは「さすらいの似顔絵師」、マスギさんと一緒に試合を観ました。

僕が「選手とか全然分からないです」と伝えると、注目はマルロン、ロドリゴ、フィウーザの外国人トリオと教えてくれたので、3人を特に注目して観ることにしました。

アップに目を向けて第一印象は、フィウーザくっそイケメン。
目の保養したいイケメン好きの方は、Fベルマーレを観に行きましょう。コートとの距離も近いので、まじまじと拝めますよ。

到着した時間が遅かったこともあって、アップはすぐに終了。
続けて、子どもたちがメインのチアが会場を盛り上げていました。スタンドではお母さんたちの熱気がすごかったです。みんなビデオ撮っていました。笑
コートに立てば、みんな主役ですね。

子どもたちが会場を盛り上げてくれたところで、選手入場です。
Jでもお馴染みの「ベルマーレビッグウェーブ」が流れて、選手を送り出します。

驚いたのが、みんなタオマフを掲げているんですよね。サポーター席だけでなく、スタンド全体が。
Fにも「ベルマーレ」という共通概念が観客に浸透していて、人数は決して多くはないけれど、凄く一体感がありました。
距離感が近いアリーナスポーツなのでなおさら、ですね。

よくよく見てみれば、何かしらグッズを身につけてる人が多い。ユニ、タオマフ、リストバンド、缶バッチなど、、
全体の規模はまだまだ小さいのかもしれないけど、愛されている感じが伝わってきました。応援したくなりますよね。


⚽~試合終了


試合が始まると、フットサル特有の球際のバチバチ感やスピーディーな展開が随所に観ることができて、やっぱり面白い。
身体がぶつかる音、シュートの鈍い音、キーピングの乾いた音、シューズが床を捕らえる音、ベンチからの指示など。目でも耳でも楽しめます。

サポーターのチャントもJと同じで、小気味よいリズムがスーッと耳に入ってきます。なんのストレスもありません。素晴らしい会場の雰囲気でした。

MCの方がプレーの解説(?)をしていましたが、残念ながらほとんど聞こえず…。
音響の問題もあるんだろうけど、個人的には解説はガヤールなどで、聞きたい人だけが聞けるようになればいいな~と思いました。
チャントが凄くいいBGMになっていたので。

試合は注目のマルロンとロドリゴがネットを揺らします。
守っては全員が身体を張ってブロックして、最後はフィウーザがシュートを弾き出します。

特にロドリゴは、素人目で観てもワクワクするというか、「何かやってくれるんだろうな」という匂いがしました。
無意識に彼を注目してしまう自分がいました。ファンタジスタってやつですね。


試合を観ていると最初に感じた「なんでゴール裏は人が少ないんだろう」という謎が解けました。普通にシュート飛んでくる。

ゴール裏には防球ネットなどありません。マスギさんが「恐怖のゴール裏」と言っていたことも納得しました。笑
平塚会場でスリルを味わいたい方は、ぜひゴール裏へ行きましょう。

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前半は2-0で終えます。終始ゲームを湘南ペースで試合が進んでいる気がしました。

ハーフタイムは、フォロワーのkazuさんのところへ挨拶に行きました。
文字書いているだけの初対面の男がいきなり来たにも関わらず、笑顔で挨拶してくれました。ほんと、ベルサポは暖かいです。

席に戻ると、右前に座っていた男の子3人組がお母さんに、「後半は向こう(サポーター席)行っていい?」と聞いていました。
子どもたちが自分の意思で応援したくなるような雰囲気、控えめに言って、最高。

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後半が始まるとすぐに、植松選手のシュートが決まります。
実はこのときスマホをいじっていたので、どんなゴールかは分かりません…。スマホ見る時間さえ惜しい、それがフットサルですね。

続けて植松選手、そしてロドリゴがシュートをを決めて、5-0とします。
ロドリゴは後半もワクワクするプレーを続けてくれて、僕は「ロドリゴすげー、やべー、うまっ」と何回つぶやいたことやら…。
言葉のレパートリーは少ないほうです。

その後、エスポラーダに1点返されるも、鍛代選手がトドメの一撃を突き刺し、6-1でベルマーレが勝利しました。
入場のときと同じく、ベルマーレビッグウェーブをみんなで歌います。

フットサルの試合後の握手、なんか好きなんですよね。

⚽~帰宅


勝利したということで、Jでも恒例の勝利のダンスを楽しみにしていました。
けど、セレモニーやインタビューの段取りに時間がかかり、なかなか始まらない…。
勝利してテンションが最高潮なので、冷めないうちに喜びを分かち合いたいですよね。鉄は熱いうちにってやつですね。

あと、インタビューについて。もっとみんなテンション上げて!!笑
せっかく快勝したのだから、観客を煽るくらい盛り上がってほしいですね。

と、まぁなんやかんや言っても、勝利のダンス見れるのは凄く嬉しい。

ダンスを見届けて、会場を後に。
マスギさんのお子さん達とわちゃわちゃしながら、帰りも楽しい時間を過ごすことができました。家族で楽しく安全にスポーツ観戦できる日本って、相当恵まれていますよね。

平塚駅前に着くと、マスギさんがお土産に「弦斎カレーパン」をご馳走してくれました。
平塚名物のカレーパンだそうで、カリカリのパンにコクのあるカレー、そして福神漬けの食感が良くて、とても美味しかったです!

帰りは電車で2時間弱かかるのですが、4度目の平塚となると、もう慣れました(笑)。最後までいい気分で、帰宅しました。

以上、初めての湘南ベルマーレフットサルクラブ観戦記でした!

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4度目の平塚は、人の繋がりと暖かさを強く感じました。

出会う人はみんな親切で、暖かく接してくれました。
そして同じ場所でベルマーレを観て、喜びを分かち合うことができて、とても幸せを感じました。

僕がスポーツ観戦の一番の醍醐味だと思っている、「時間の共有」を実感しました。
知り合いも初めましての人も、大人や子ども、男性や女性も、スポーツ観戦を通じて同じ時間を過ごし、気持ちを分かち合うことができる。そんな幸せな体験が、今回できたと思います。
関わってくれたみなさん、本当にありがとうございました。

観戦仲間を募集したときに「僕がご飯を奢るので~」と書きながら、ご馳走になってばかりだったので、申し訳ないです…笑。
何か違う形で感謝を伝えられたら、と思っています。

今度は違う街、チームでもこのようなことが出来たらと思っています。
最初のほうに書いた通り、誘われたら行くのが坂ですので、お声かけお待ちしています。

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最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

もしもnoteを読んでポジティブなことを感じたり、僕の活動を応援していただける方がいらっしゃれば、noteを購入していただければありがたいです。

情けない話、いろんなスポーツを観に行ってチケット代や交通費で、社会人2年目の僕の財布は悲鳴をあげています。僕の勝手で活動しているんですけどね…。
いただいた売り上げは、全てスポーツ観戦費に使わせていただきます。

今後も、各地に足を運んで、街・チーム・スポーツの素晴らしさを文字で多くの人に伝えられれば、と思っています。


次は、どこへ行こうかな。

※この先は、購入していただいた方への、お礼のメッセージとなります。

noteを購入いただきまして、ありがとうございます。
いただいた支援を励みに、これからも自分の文字で、たくさんの人に何かを与えられるように、活動していきたいと思っています。

また、今回は文字のでお礼となりますが、実際にお会いして感謝も伝えたいので、よろしければ、次にあなたの街へ行くときにお声かけしたいと思います。

この度は、本当にありがとうございました。
これからも、よろしくお願いいたします。

坂 柊貴

意味のある文章と感じていただけたなら、とても嬉しいです。サポートはお気持ちだと思って、ありがたく頂戴します。食後のデザート、もしくはスポーツ観戦の交通費に使わせていただきます。