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【番外編】秋がきた。スーツを着こなそう。

秋刀魚食べたい。
松茸食べたい。

こんにちは。よこぴです。

今日は一旦、人事やら採用やらの話はお休みにします。
(ネタがないだけやろ)

あ、あと、すいません、今回は男性向けです。
女性のスーツ着こなしはわかりません・・・

さて。

あなたが普段着ているスーツ、
身体にあったものを着れていますか?
手入れは出来ていますか?
季節にあったものを着れていますか?

毎日着ているとおざなりになってしまいがちなものですよね。
なんとなくで買って、なんとなくで着て。
本当にそれでいいのでしょうか?

特に営業の方、見た目の印象づくりというのは大事なのではないでしょうか・・・皆様ならおわかりだと思いますが、


見た目がよくなる

お客様からのイメージがあがる

契約につながりやすくなる

成績があがりやすくなる

社内で評価があがる

役職上がる

収入あがる

見た目もよいからモテる


良いことしかありません・・・!

さあ、ファッションの秋だからこそ、スーツの着こなしを改めて考えましょう・・・!
(強引すぎる展開)

「てか、そもそもスーツってなに?」という方もおられると思いますので、まずはスーツの歴史から紐解いていきましょう。

スーツのはじまり

スーツの起源の説はいくつかありますが、15〜16世紀ごろの英国の農民が農作業用として着ていたフロックコートが原型だという説が有力と考えられています。軍服や貴族のコートにも用いられることもあり、フロックコートは当時としてはスタンダードなものでした。

18〜19世紀になりますと、前裾を大きくカットしたモーニングコートや、乗馬用に改良されたテールコートが登場します。このときに長ズボンのスタイルも出てきます(それまでは半ズボンが主流でした)。尚、これらは貴族が朝の乗馬後にそのまま宮廷に入れるように作られた礼服であり、現在でも正礼服として役割を果たしています。

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ただ、モーニングコートやテールコートは、これらは屋外用として作られたものであり、屋内で着るとなると丈も長く不便。そこで、裾を大幅に切ったタキシードやラウンジジャケットが登場します。

当時の貴族は食事の際にはお酒はワイン以外飲むことは禁物とされており、お酒は食事後にラウンジルームと言われるところで飲んでいました。その際にテールコートでは堅苦しいということで、このラウンジジャケットが作り出されたと言われております。

堅苦しさのないラウンジジャケットは大流行をみせ、同生地で作られたベストやパンツも作られていきます。生地が同じ服というのはこの当時では画期的な発想でした。やがて、それらはラウンジスーツと呼ばれるようになり、現在のスーツの形の基本となりました。

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その後、ジャケットに肩幅や胸幅が大きいもの、丈が短いものなども登場。カジュアルなスタイルにも流用されていきます。
20世紀に入ると、アメリカのビジネスが影響力を持つとともに、ビジネスで着用されていたスーツが爆発に広がりを見せ、世界にスーツスタイルが定着することとなりました。

日本のスーツの歴史

日本では、江戸幕府の終わりとともに西洋文化が広く流入し、スーツもこのときに入ってきました。明治5年には、このスーツは礼服として採用され、徐々に日本でも広がりをみせます。ただ、欧米で流行していたスリーピーススーツではなく、日本ではフロックコートが主流だったようです。
大正時代にもなると認知度もあがり、スーツスタイルも増えてきます。ただ、当時はまだ完全なオーダーメイドで高級品とされていたため、一部の上流階級に限定されていました。
その後、戦争が終わり、機械化が進んだ結果スーツの大量生産も可能となったことから、一般層にも広がりをみせ、現在に至ります。

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*東京都広報より

昭和30年代の東京。男性はスーツの方しかいませんね(女性は和装の方のほうが多いですが)。

スーツの着方

歴史についてはこのぐらいにしておいて・・・

大事なのはもちろん着こなし方!
着こなし方について、店員さんから教えてもらうことはあるかもしれませんが、しっかり学んだことはほとんどの方がないはずです。
なので、わからないのは当然です。

カジュアルなファッションだと、ジャンルが多様で、共通ルールがなくて難しいです。でも、スーツには、着る上でのルールがあります。そのルールさえ守っていれば、きれいな着こなしができます!全然難しくないですよ!

それでは、それぞれのアイテムについて、簡単にではありますが、着る上で大事なルールをお伝えします。

1:ジャケット

スーツを着る上で一番大事なジャケット。ジャケットは、肩で着るものです。肩があってないとシルエットが大きく崩れますので、ここは大事にしてください!目安は、1cmつまめる程度のゆとりです。
ちなみに、肩周りはお直しでも修正が難しく、お直し代金がかなり高額になってしまいますので、購入のときは慎重に。

着丈に関しては、パンツの前ポケットが隠れるか隠れないかぐらいの長さ(お尻の真ん中よりやや下ぐらいの長さ)で。

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身幅は、釦を一つしめたときに拳一個入るぐらいが良いですね!
袖丈は、シャツが1〜2cm程度見える形で合わせましょう。

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2:シャツ

釦をしめたとき、首周りに指が1本ほど入るものがよいでしょう。ここに緩さがあったり窮屈さがあるとダサいですよ・・・

袖丈は、手のくるぶし+2cm程度が良いでしょう!釦はしっかり上まで止めてください。

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襟は、ワイドスプレッドカラーがおすすめです。襟元が広がっているので、首周りがスッキリした印象になり、ネクタイが映えやすいです!

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3:ズボン

アイテムの選び方の前に、きちんとした履き方で履くのが大事です。
腰骨の上ぐらいの位置ではきましょう。ハイウエストすぎたり、腰ばきしたりはNGです。

ウエスト・ヒップはジャストサイズのものを選びましょう。指が入る程度のものが良いです。ポケットやタックが開いてしまっていないかも確認したほうがいいですね。大きいものをベルトで締めるのはおすすめしません。お直しに出しましょう。

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裾はワンクッションがある程度の長さで、シングルにするのがよいでしょう。シングルのほうがフォーマルです。

4:ネクタイ

太さはジャケットのラペル幅と同じものにしましょう。極端に細かったり、太かったりするとバランスが崩れます。
また、結ぶときはベルトにかかる程度の長さで、ディンプル(くぼみ)をつくることを意識しましょう。

ネクタイはスーツを着たときに一番目立つところです!ここが変わると全体の印象もだいぶ変わります。唯一遊びができるところでもありますね!
ただ、スーツはきちんとしてるのに、ネクタイが残念なパターン、よくあります。特に、結び方が残念なパターンが多いですね・・・

個人的には、どのジャケットと、どのシャツと…と相性を考える前に、結び方を変えるほうがいい気がします。
ちなみに、自分のおすすめの結び方は、セミ・ウィンザーノットです。(プレーンノットよりもフォーマルでボリューム感がでます。)



5:靴

形は、黒の内羽根式のストレートチップがベターです。最も合わせやすく、シーンも選びません。

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サイズに関してですが、靴はものによって大きさが全然違いますので、cmで選ぶのはやめましょう。履いたときの感覚を大事にしてください。つま先まで足をつめて入れたとき、指が一本入るぐらいが指標です。迷ったときは、大きいほうを選びましょう。中敷きを入れて調整してください!
あ、ベルトは靴の色に合わせてくださいね。

そして、靴は普段の手入れが非常に重要です。

・同じ靴は毎日履かない
・帰ってたらブラッシング&除菌する
・シューキーパー(木製)に入れる。


これは必ずしましょう。持ちが全然違ってきます。

靴磨きは、1ヶ月1回程度で十分です。
靴磨きは結構大変な作業です。時間も知識も技術もいります。これだけを仕事にしている人がいるぐらいですからね。
ですので、靴磨きをしていると靴に愛着もわきますし、見た目への意識もあがりますが、お店に持ち込んで磨いてもらってもいいとは思います。自分でやるよりも良い仕上がりになるのは間違いないですしね。
あ、持ち込むときは、安いコースでなく、傷や汚れも落としてくれる高めのコースのほうがいいですよ。



以上、アイテム選び、着こなしについて大事なところをお伝えいたしました。
皆様のご参考になればうれしいです・・・!

あ、スーツだけでなくカジュアルなファッションについてもわかりますので(むしろそっちが得意分野)、お好きな方は是非お話しましょう。笑

ではでは〜また次回!


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