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今さら聞けない!結婚内祝いのマナーをおさらい

結婚はたくさんの方に祝福してもらえる人生の一大イベント。親族や友人、上司や同僚から結婚祝いをいただくことも多いでしょう。

結婚式に出席していただいた方へは引出物がお礼となりますが、結婚式に招待できなかった方や事情があって欠席された方からのお祝いに対しても、心のこもったお返しをしたいですね。

結婚祝いのお返しのことを「結婚内祝い」と言い、お返しを贈る時期や金額の目安などさまざまな決まり事があります。

知らないうちにマナー違反をしていた…、なんてことにならないように、正しい知識を身に付けておきましょう。

お返しマナーの基本

基本① お礼

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お祝いをいただいたら中身を確認し、すぐにお礼の連絡をしましょう

メールでの連絡は失礼だと感じる方もいるので、電話で感謝の気持ちを伝えるのが正解。品物をいただいた場合は、それについて具体的な感想を伝えると相手も喜びますよ。

基本② お返しリスト

そして、お祝いをいただいたらその都度「お返しリスト」に記入し、いつ・誰から・何をいただいたのかひと目でわかるようにしておきましょう。

品物をいただいた場合はだいたいの金額、さらに住所や電話番号なども記入しておくと、その後の段取りがスムーズになります。

自分がいつ・何を贈ったかも書いておくと、うっかりお返しを忘れていた! なんていうミスも防げますよ。

基本③ 送るタイミング

また、内祝いを贈るタイミングですが、お祝いをいただいてから1ヶ月以内にはお返しをするのがマナーです。

相手の自宅に直接持参するのがベストですが、遠方に住んでいる場合は配送でも問題ありません。ただし、お礼状を添えるのを忘れずに

知っておきたい結婚内祝いの相場

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結婚内祝いの相場は、いただいたお祝いの金額の3分の1~半額程度が一般的。ただし、親族や上司から高額な贈り物をいただいた場合、半額程度でもかなりの額になるため、逆に相手を恐縮させてしまいます。

そんなときは、無理せず3分の1程度の金額でも十分。それよりも、相手の温かい心遣いに対してしっかり感謝の気持ちを伝えることのほうが大切です。

また、内祝いの相場は地域の習慣によっても異なる場合が。困ったときはそれぞれの両親に相談してみましょう。

喜ばれる商品選びのポイント

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お返しの品物を考えるときは、まず相手の家族構成を考えること。一人暮らしの方にはタオルなど実用的なものがいいかな? お子さんがいる家ならみんなで食べられるスイーツの詰め合わせがいいかな? …と、相手の生活スタイルを想像してみると品物選びもスムーズにいくはずです。

迷ってどうしても決められないというときは、相手が好きな品物を注文できるカタログギフトに頼るのも手!

お返しに不向きなものもチェック

お祝いに現金をいただくこともありますが、お返しに現金を贈ることは「いただいたお金(お祝い)をそのまま返す」ことになり、失礼な行為になります。金額がストレートにわかってしまう商品券なども避けたほうが無難。

さらに、使う人の好みが分かれる置物や食器のほか、新郎新婦の名前や写真入りのグッズなどは、使い道に困るうえに処分するのも気が引ける…といった声が。

他にも、刃物類やくし、日本茶、肌着、ハンカチも不適切とされており、目上の方に靴や靴下、時計、カバンなどを贈ることも失礼にあたります。

結婚内祝いの「のし」選び

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結婚内祝いに使うのしには、色は紅白か金色、本数は10本の結び切りの水引きを掛けた(印刷されている)のし紙を使います。表書きは「結婚内祝」や「内祝」、下には夫婦の名前を連名で書きましょう。

品物をギフトショップや百貨店などで購入する場合は、贈り物のマナーに詳しい店員さんが丁寧に対応してくれるので、わからないことは相談してみてくださいね。

また、インターネットで品物を購入する際も、ほとんどの有名店でシチュエーションに合わせたのし選びができるようになっています。

マナーに沿った贈り物ができるように、新郎新婦にとって信頼のできるお店を利用したいですね。

まとめ

お祝いをいただいた方と幸せを分かち合うのが「結婚内祝い」です。自己満足にならないように、贈る相手の喜ぶ姿を思い浮かべながら段取りを進めていきましょう。

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