見出し画像

ポートレイトレクチャー「8.レンズ焦点距離の使い分け(50mm編)」

ポートレイトを撮る上でレンズの焦点距離はとても重要な要素となります。
その中でもっとも多く使われるのが50mm前後(APS-Cなら35mm前後)の焦点距離でしょう。

50mm(相当)(以下、相当は省略します)のレンズは「標準レンズ」ともいわれるように、ポートレイトだけでなくスナップなどでもよく使われる画角のレンズですね。

ポートレイトで単焦点レンズ1本というとまず50mmという人も多いでしょう。
次回以降のnoteで広角レンズや望遠レンズの使いこなしについても書いていきたいと思いますが今回はまずは50mmのお話です。

では、ここで50mmというレンズをポートレイトで使うときのメリット、デメリット、注意点などについてお話したいと思います。

まず一番のメリットは距離感がちょうど良いというところでしょう。
撮影者とモデルさんとの距離が半身アップくらいで1.5mくらい。
全身を撮るときでも3mくらいの距離で撮ることができます。
また、肩から上くらいのアップでも1m弱くらいは離れていますのでモデルさんに近づきすぎることもありません。

ここから先は

1,824字 / 3画像

¥ 500

よろしければサポートをお願いします。 活動資金として使わせていただくほか、次の記事への励みとなります。 どうぞよろしくお願いいたします。