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どのくらいのペースで何カットくらい撮りますか?(実例写真あり)

ポートレイトでは表情を見ながらシャッターを押していくのが基本です。
モデルさんもシャッターのタイミングをみて動きを変えたり、ポーズを変えたりするので、シャッターのタイミングとリズムはとても大切です。

タイミングとリズムを考えるとシャッターを押す回数は多すぎず少なすぎずが良いのではないでしょうか。
どれくらいの枚数がちょうど良いのかというのは、人によっても違うでしょうし、撮影シーンによっても異なると思います。
ただ、闇雲にシャッターを押し続けるというのはもしかすると撮りすぎ(押しすぎ)かもしれません。
撮影者からすれば、いっぱい撮っておけば良いカットが増えるだろうと考えるのかもしれませんが、モデルさんのことを考えればむしろ良いカットは減る方向にあると思います。
それは、モデルさんの集中力にも限度はあるし、ただ闇雲に撮られていると、表情のメリハリもなくなってしまうからです。

モデルさんと撮影者の呼吸のリズムを合わせることも大切です。そうすることで、モデルさんもシャッターが押されるタイミングを掴みやすくなります。つまり、表情も作りやすくなるし、目つぶりも減ることになります。

では、どういうタイミングで撮るのが良いのでしょう。
どれくらいのリズムで撮るのが良いのでしょうか。

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ポートレイトが上手くなるためのノウハウ集です。 ポートレイトの基本から実践で気をつけるべきこと、モデルとの接し方などについてお伝えします。また、RAW現像などについても言及していく予定です。 美しく、綺麗なポートレイト写真を撮るために必要と思われることを綴っています。

塙が考えるポートレイト写真のあり方とは? モデルとの接し方、指示の出し方は? どこに注意するともっとよいポートレイトになるのか? などなど…

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