見出し画像

ポートレイトレクチャー「35.ポートレイトって誰が主体で撮り進めるかが大切」

ポートレイト撮影って、撮影者とモデルさんが約束の場所で会って、一定の時間内で写真を撮っていくというのが基本的な流れかと思います。

よほど偶発的なことないかぎりこの流れかなと思うのです。

実際には「待ち合わせ場所」と「撮影場所(シャッターを押すための場所)」は違うでしょうから、
会って、撮影場所に移動して、そこで撮影を開始するという形でしょう。

ここでポイントとなるのが、撮影者とモデルさんとのどちらがイメージを持っているかということです。
「撮るのだからイメージは撮影者が持っているでしょう」と言われるかもしれませんが、私は決してそれがすべてではないと思うのです。

そこでイメージの持ち方について3種類のパターンを考えてみましょう。
おそらくイメージの持ち方についてはこの3パターンではないかと思うのです。

まず1つめは、撮影者がイメージを持っていて、モデルさんにはそれを演じてもらうパターン。

2つめは、撮影者のイメージはなく、モデルさんなりを撮るパターン。

3つめは、撮影者とモデルさんとで完成形を探っていくパターン。

このどのパターンかによっても写真の善し悪しは変わってくるかもしれません。

ここから先は

1,268字 / 5画像

¥ 500

よろしければサポートをお願いします。 活動資金として使わせていただくほか、次の記事への励みとなります。 どうぞよろしくお願いいたします。