見出し画像

高齢者だけではなく、ひとり親世帯にも 〜話す事の大切さ〜

実は誰かと話すことは、とても大切なことなのです。
音楽療法の効果のひとつとして口腔機能の維持向上は必要不可欠といわれています。人とのつながりの低下や孤食(一人で食事をとること)など、社会性の低下により、口腔機能の低下は軽視出来ないのです。滑舌の低下や食べこぼし、わずかなむせ、噛めない食品が増えるなど、口腔機能の低下により栄養面の低下・生活機能が低下につながるからです。口腔機能の低下によって、つい食事をするのが面倒になってしまう。消化機能の低下により、下痢や便秘を繰り返してしまう。といったことがきっかけとなり、低栄養になるケースが多く見られます。低栄養により体重減少、疲れやすい、何をするのも面倒だと感じるようになる、歩行速度の低下、握力の低下、身体活動量の低下につながってしまいます。


最近いつ誰と話をしましたか?
身体機能だけではなく精神面でも、誰かと話す事で気分が明るくなって楽しい気持ちになります。自分に今日起きたことや考えたことを話す、相手に知ってもらう事で自分の気持ちを整理することができます。
人は「言葉」でコミュニケーションをとる事で心理状態を健康に保つことが可能になるのです。


本当は聞いて欲しいけれど話せない、心配させたくない、自分でもよく分からない、事実を認めたくないなど理由はさまざま。
まったく無関係の他人相手でも、話を聞いてもらえると少し気分が楽になったり、落ち着いたりするものです。
ひとりでは考えが行き詰まってしまっていることでも、話しているうちに自己肯定感が湧き上がってきます。

高齢者に限らず、子育てについてなかなか人には話せずに一人で抱えてしまっている方はとても多いのです。話せる環境があれば気持ちも楽になり前向きになって自己肯定感が持てるようになります。

真実をありのままに書いています。正しい事より楽しい事を選択して欲しいと願いながら。私の経験が誰かの幸せになったら嬉しいです💐