きれいな色の花器と花の出合い

画像1 花屋さんに温室育ちの春の花木の雪柳、桃、白木蓮等が並び、春の始まりを感じました。花器屋さんが持って来たこのグリーンの花器を見たとき、美しいこの器に活けられる色を楽しみたいと思いました。 3作共、三種生です。 レッドウイロヲの線の美しさを生かす構成です。このプラスチック製の花器だから出来る表現を、してみたいと思いました。花材:レッドウイロヲ、モンステラ、オンシジュウム。
画像2 これから咲き始める庭の黄梅です。黄梅の藪の中から何本も切り出して、どれにしようかと悩むのも、私の春の楽しみの1つです。花持ちも良くて助かります。 グリーンのこの花器と黄梅との出合いを楽しんで活けました。花材:オオバイ、タニワタリ、フリージア。
画像3 ダリアに白い彼岸花を使っていますので、秋の初め頃に活けたもので、季節が違いすみません。このダリアはお花の友人のお義母さんが育てた花で、毎年見事に咲かせています。背丈より伸びて、次々と咲くので2ヶ月位咲いています。会うとすぐに花を切って下さるので、この花は研究会の前日に頂いて活けました。何時かの夏は花展の大作にも使わせて貰いましたし、思い出の多いダリアです。 同じ環境で育った花や草木は、活け合わせると何時も仲良く、お互いの良さを引き立てあって纏まってくれます。