人生で一番長い残暑

2024年9月
1ヶ月間アルバイト(パート)を休んでいる
月初に心が壊れるような悲しいことがあった
それから毎日泣きじゃくっていた
自分のために設けさせてもらった回復の時間でできる最低限のことをおこなった
イベント準備や掃除や買い物やなんでもいいけれど回復のために動いてみた
今でも気が緩めば涙が出てきてしまう
大森靖子の新譜を聴いてさらに涙が溢れてきてしまった
もういない者を生き返らせることはできないから毎日写真に話しかけては深呼吸する
生きるって悲しいことだらけだ
出会い別れそれでもしぶとい体は容易く動かせてしまう
意識の外で呼吸をし栄養を求め生き続けてしまう死にたい体を恨んでいる
いつか死ぬ時が来ると分かっていても今この瞬間が耐え難い
それでも意識外で文学や音楽や美味しい栄養や清潔や素晴らしい香りや美しい景色や彩りを求めてしまう
一瞬全てを忘れ掻っ攫うような眩ましい愛やそんなもので死に損ない
明日がやってくる